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2026.09.06
陸上競技

[陸上競技]ルーキー・藤重が決勝進出!合田、峯尾も初の全日本インカレで奮闘/第95回日本学生陸上競技対校選手権大会

第95回日本学生陸上競技対校選手権大会

日産スタジアム

9月5日~9月7日


女子1500m予選

2組10着 合田 安伽梨 4'41"34

3組6着 藤重 桃子 4'28"83 q


女子1500m決勝

12位 藤重桃子 4'24"64


女子800m 予選

5組7着 峯尾 沙也夏 2’18”98



  9月5日から9月7日、第95回日本学生陸上競技対校選手権大会が日産スタジアムで開催された。

  大会初日に行われた女子1500mには藤重桃子(スポ1=市立船橋)と合田安伽梨(スポ1=旭川龍谷)が出場。ルーキーの藤重が予選を突破し、決勝進出を果たした。


   緩やかな風が吹く中行われた予選、2組目には合田が出場した。スローペースでレースが展開される中、スタート直後から集団の前方に位置取り、ラスト勝負に備える。ラスト1周の鐘がなると、レースは一気にペースアップ。先頭集団に食らいつくことはできず、苦しげな表情を浮かべながら10着でフィニッシュした。「流れを見て集団で押していけた」ことを収穫として上げるも、ラストスパートに関しては「自分の弱さが出た」と厳しく振り返った。磨いてきたスピードを武器に、今後は駅伝シーズンへ。「徹底的に勝ち切れる」強さを求め、さらなる成長を目指す。


合田安伽梨


   3組目には藤重桃子が登場。位置取りに苦戦し後方からのスタートとなったが、順調にポジションを上げる。「動きに余裕がなかった」と振り返ったものの、ラストスパートでも食らいつき6着でゴール。決勝進出を決めた。


   迎えた決勝。レースは序盤からハイペースで進む。3人が抜け出し集団が分裂すると、藤重は2位集団の中ほどに位置づける。最後の最後まで入賞争いを演じたものの、結果は10位。惜しくも入賞を逃した。合宿の疲労が取れない中でも大きく崩れることなく2本のレースを走り切れたことに、「自分のベースが上がった」と確かな手応えを得た。一方で、さらなるスピードやラストの勝負強さなど、全国大会のレベルの高さを実感するレースともなった。今後の駅伝シーズンでは、持ち前のスピードを活かし、「チームに貢献できる走り」ができるのか。注目が集まる。


藤重桃子


   大会2日目に行われた800mには、峯尾沙也夏(社2=淑徳巣鴨)が出場。雨が降りしきり、気温も低い厳しいコンディションの中で、初の全日本インカレに臨んだ。


   レースはスタート直後から西田(立命館)がハイペースで引っ張り、縦長の展開となった。峯尾は後方からレースを進めるも、「入りのスピードについていけなかった」と悔しげに振り返る。粘りを見せたが最後まで順位を上げることはできず、7着でフィニッシュした。


峯尾沙也夏


   十分なスピード練習を積めていない中で迎えた今大会。目標としていた予選通過には届かなかった。それでも、「全日本インカレという大きな舞台で走れたことは良かった」と、初めて経験した全国の舞台を今後への糧とする。


   これからは駅伝シーズンへ向け、距離を増やしていく予定だ。800mで培ってきた力を生かしながら、ロードでも力を発揮できるのか。初の全日本インカレで得た経験を胸に、次なる戦いへと向かう。


◇ 合田安伽梨


ーー今日のレースプランを教えてください。

なるべく前の集団で、ラスト勝負出れたら出るという展開で挑みました。


ーースタート直後から前の方でレースを進めていましたが、それは予定通りでしたか?


そうですね。流れも気にしながら、やっぱりスローペースで入ったので、先頭に行く形でずっと進めました。


ーーラスト1周でスパート勝負になった時の心境は?

ラスト1周になってペースがグッと上がった時に、我慢はしてたんですけどやっぱり少し自信を持てない部分がありました。そういうとこで自分の弱さというか苦手なところが出たなと思います。


ーースパート勝負になるのは予想していましたか?

はい。例年もそうですし関カレの時もそうだったので、絶対ラスト500mくらいから上がるだろうとは想像していました。そこは想定内です。


ーー良かった点と課題を挙げるとしたらどこですか?

良かった点は、流れを見て前の方で集団で押していけたことですが、やっぱりラスト勝負で勝ち切れないっていうのが今年入ってからずっとなので、そこを徹底的に勝ち切れるようになりたいです。


ーー今後へ向けて一言お願いします。

今後は駅伝も入ってくるので、1500mでずっとやってきたスピードも活かしながら駅伝につなげられるような走りできたらいいなと思っています。


◇藤重桃子


ーー予選ではスタート直後は後方から、その後徐々にポジションを上げていきましたが、プラン通りでしたか?


本当は前で勝負したかったんですけど、内側からのスタートだったっていうのもあって、うまく位置取りできませんでした。なら無理に接触せずに、後ろを下がってから位置を上げていこうかなという感じで行きました。


ーー予選から決勝で修正してきたことはありますか?

予選はあんまり体の軽さがなくて、動きに余裕がなかったので、決勝はもっとキレ出して臨むっていうところと、予選が後ろからのスタートになってしまった分、位置取りっていうところも意識して挑戦しました。


ーー決勝のレースプランはありましたか?

決勝はプランは特になかったんですけど、流れに乗ってついてって、うまく流れに乗ったレースができればなと思っていました。


ーー決勝のレースは最後の方まで入賞争いをしていましたが、入賞を意識してた部分はありますか?

決勝行ったからには入賞っていうのは一つ目標にしてたので、そこは悔しいです。


ーー良かった点と課題を挙げるとするとどんなところですか?

今回は8月合宿してきた中で、疲労もまだ取れてない状態だったので、完璧な状態ではなかった中でも2本大きく外さずに走れたっていうのは自分のベースが上がってるなっていうのは良かった部分として感じました。でも、やっぱりこうやって全国のレベルになると、まだスピードとかラスト勝負で勝ち切れなかったので、そのスピードをもう一段階高めていきたいなと思います。


ーー今後に向けて一言お願いします。

今後はチームとして駅伝があるので、やっぱりそこでこの前半シーズン1500m中心でスピード高めてきたので、それを駅伝にも活かしてチームに貢献できる走りができるように頑張ります。


◇峯尾沙也夏


ーーレースを振り返って一言お願いします。

初めての全日本インカレだったので、まず出られたことが良かったなと思います。


ーー目標にしていたタイムや順位はありますか?

予選通過できたら一番良かったんですけど、練習もあまり積めていなかったので、目標には届かなかったかなという感じです。


ーー雨が降って寒い中のコンディションでしたが、その点はいかがですか?

走ってたらそれほど気になりませんでした。


ーー身体のコンディション的にはいかがですか?

あまりスピード練習積めていなかったので、あまりスピードが乗らなくて。いまいち入りのスピードについていけなかったなという感じです。


ーー良かった点と課題と挙げるとしたらいかがですか?

良かった点はあまりないんですけど、大きい全日本インカレというところで走れたのは良かったです。課題は入りについていけなかったところですかね。


ーー今後に向けて一言お願いします。

駅伝シーズンになるので、距離増やして駅伝に切り替えて頑張りたいと思っています。


TEXT/PHOTO=佐藤結芽