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2026.10.03
硬式野球

[硬式野球] 投打かみ合わず完封負け 開幕5連敗もここから逆襲へ/国学院大1回戦

[硬式野球]東都大学野球 秋季1部リーグ戦・国学院大1回戦

10月1日(木)明治神宮野球場

国学院大3ー0東洋大●


1

2

3

4

5

6

7

8

9

計

国学院大

1

0

0

0

0

0

0

2

0

3

東洋大

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0


石澤、島村、南、谷、桒江ー熊谷、石橋

敗戦投手:石澤

二塁打:山内(5回裏)


・打者成績  ※先発のみ表示

打順

守備

名前

打数

安打

得点

打点

1

(左)

日髙有希也(営1=宮崎商業)

3

1



2

(中)

大城戸陸琥(総3=九州学院)

3




3

(一)

山田隼(総4=木更津総合)

4




4

(三)

西田瞬(総1=浦和学院)

4




5

(遊)

高中一樹(総3=聖光学院)

4

1



6

(右)

山内教輔(総3=東海大相模)

3

1



7

(捕)

熊谷俊乃介(総2=関東第一)

2




8

(指)

冨安海来(営4=履正社)

1




9

(二)

谷野勇輝(総1=東邦)

2

1




・投手成績 ※先発のみ表示

勝敗

名前

回数

球数

被安打

四死球

三振

失点

自責点

負

石澤順平(総2=木更津総合)

42/3

90

4

3

2

1

0



 

 開幕から白星が遠い。7季ぶりのリーグ優勝を飾った國學院大を相手に、東洋大は守備のミスから先制点を許す。投手陣が踏ん張りを見せるも、8回に追加点を奪われ、0-3で完封負けを喫(きっ)した。これで開幕5連敗。苦しい戦いが続く中、また一つ黒星を重ねた。


 初回、先頭打者のゴロを三塁でスタメン入りしたルーキー・西田が失策。2番に中前打、3番には粘られて四球を許し、1死満塁から犠飛で先制点を献上した。さらに二塁走者が盗塁、そのあと牽制球で一塁走者も盗塁。四球を出し再び満塁のピンチ。一ゴロで最小失点にとどめたものの、国学院大の機動力を生かした攻撃に苦しめられた。


 「あの1点は自分が取られた1点じゃない」。2戦連続で先発した石澤は、守備のミスから生まれた悪い流れを断ち切るように、自らの投球に集中した。



 2回には高中が好守備を見せると、勢いそのままに攻撃でも初球を左前へ運んだ。山内が犠打の構えを見せる中、相手の暴投もあり、高中は二塁へ進んだ。山内が三振に倒れると、1死二塁から熊谷が一直を放つも、二塁走者が戻れず併殺となった。



 その後も得点圏に走者を背負う場面はありながら、石澤は2、4回を三者凡退に抑える。102球を投げ、無四球7奪三振と好投した青学大戦を振り返り、「なんで良かったのかを考えて、それを続けられるように」と要因を分析し、この日も安定した投球を続けた。


 5回には山内が一死から中堅手の頭上を越える二塁打を放ち、反撃の機運を高める。後続が凡打に倒れ、ここでも得点にはつながらず。投手陣が踏ん張る一方で、打線からは快音が響かない。



 6回からマウンドに上がった南(総3=大阪桐蔭)も三者凡退に抑える好投をみせた。7回は安打を1本許したものの無失点に抑え、粘り強く耐える。



 打線が援護できないまま迎えた8回、2点を追加され、0-3とリードを広げられた。裏の攻撃で2死から9番のルーキー・谷野が左前打を放つが、またもや後続が続かず。0-3で完封負けを喫し、開幕から5連敗となった。


 選手たちも、もがきながら勝利への糸口を探している。なかなか投打がかみ合わず、チームとしても苦しい状況が続く中、指揮官は「必死さが足りない。もっともっとボールに引っ付いていくと思う、結果はどうあれ」と言い切った。


 昨秋も開幕5連敗を喫(きっ)した東洋大は、亜細亜大との初戦を落としながらも3戦目まで持っていき、勝ち点1を獲得。その後の2週も3戦目までもつれ込む戦いを制し、最終的に勝ち点3を挙げて1部残留を決めた。



 日程は未定だが、2戦目が残留へのカギとなる。苦しい状況に変わりはないが、春に激闘の入れ替え戦を制し、1部残留を決めた実力は確かにある。まだまだ望みは捨てたくない。出遅れた分を取り戻すため、ここから全力で勝利をつかみ取る。



◇井上大監督

ーー なかなかちょっとホームが遠い展開で

コメントのしようがないですからね、もう(笑)。入れ替え戦の準備をしようかなと思います(笑)。  


ーー 選手に求めていることというか、どういったところが改善が必要でしょうか。

途中で言ったんですが、やっぱり気持ちの部分ですよね。相手のね、国学院のバッター見てても、先週先々週って亜細亜、青学のバッター見てても打ってやろうという気構えで行ってますよね。うちのやつらはもうただ立ってるだけですよね。まあ、そんなとこじゃないですか。今日の仲井君だって良くなかったと思うんですよ、僕が見た感じは。はい。後で聞いてもらったら分かると思うんですけど(笑)。多分そんな調子良くなかったと思うんですけど、それをね、打てないんですから。  


ーー ピッチャーも粘って粘って繋いで。

ピッチャーは春と違って頑張ってると思いますよ。野手が本当に、もうだらしないっていうかね。何にも野球させてもらえないですからね。バンドもできない、何にもできないですからね。勝てないですよね。点なんか取れるはずがないですよね、何もさせてもらえないんで。  


ーー 次の試合に向けての立て直しっていうのは、

いや、なかなかちょっと厳しいですね。授業が始まっちゃうので(笑)。だから練習時間も限られますし、本人たちがどこまで奮起してやるかだと思うんですけど。でもね、そろそろなんかもうチーム切り替えなきゃいけないなと思って、今日も1年生3人使ったんですけどね。もうちょっと1年生もね、覇気を出してくれたらいいんですけど。呑まれちゃってるっていうかかね。  


ーー お互いだとは思うんですけど、雨と六大学の日程で東都の日程がずれてしまいましたが。

でもそれは難しいのはどこも一緒なんで。それが東部の宿命なんで。仕方ないですね。その中で勝ってるチームは勝ってるわけですから(笑)。うちだけが負けてるわけじゃない。でもやっぱり春の順位そのままやっぱり力がないっていうことの証明だと思いますよ。だから力がないからこそ何かやらなきゃいけないと思うんですけど、それは選手が本当に何かやろうとしてるかと言ったら、全くそんな風に見えないですからね、ベンチから見てても。

 

ーー この状況を打破するのに、選手に求めたいこととかは?

もう本当にガッツしかないんじゃないですか。もう本当に必死こいてやるしかないと思いますよ。必死さが足りないですよね、まず、もう本当に何か他のチームもっと必死にやってると思うんですよね、僕は見てて。本当になんか勝ちたいのかな、どうかなっていうのは本当に分かんないですよね。あんな打席にはならないと思うんですよ、本当に打ちたかったり、相手ピッチャーを崩したいと思ったら、あんな打席にはならないと思うんですよね。もっともっと何かボールに引っ付いていくと思うんですよ。結果はどうあれね。

  

ーー まだまだ監督から見ると淡白というか。

もう淡白、もうそれしかないですよね。本当に何か攻めてないというか。こっちの闘争心が本当に無くなっちゃいます(笑)。  


ーー ここから先は4年生に頑張ってもらうしかないですか?

もうあのいい選手を使います。いい選手と、あと将来性のあるやつ使います。もう来年見越して(笑)。僕、切り替えは早いんで(笑)。


◇石澤順平

ーー開幕5連敗となりましたが、今日の試合を振り返っ

どんな形であれ、先制点を取られてしまったので、そういう面では攻撃しずらなかったのかなと。


ーー初回に味方のエラーから先制点を許しましたが、その後どのように立て直していきましたか?

あの1点は自分が取られた1点じゃないと思って、そういう意味で上手く切り替えて投げました。


ーー青学大戦から今日の登板まで意識して取り組んでいたことや、今日の投球にいかせたと思うことはありますか?

特に意識したことはなくて。(前回良かったことを)続けようと思って。なんで良かったのかっていうのを考えて、それを続けられるようにやりました。練習したっていうか、考えました。なぜ良かったのか。


ーー自分の中で青学戦ではどこが良かった?

まず9回通して四死球が1個もなくて、守備も守りやすかったし、ってことはストライク先行で投げられたっていうのが守備のファインプレーにつながったのかなと思いました。


ーー今日の登板を踏まえて、次戦に向けての意気込みをお願いします。

とにかく先に点を取られたら負けだと思うので、もう0点で抑えます。


TEXT=福田和奏、PHOTO=小林未空、佐藤結芽、髙梨美遼、吉田妃莉