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2026.10.16
硬式野球

[硬式野球] 5点差守れず、延長10回に痛恨の逆転サヨナラ負け/中大3回戦

[硬式野球]東都大学野球 秋季1部リーグ戦・中央大3回戦

10月15日(木)明治神宮野球場

●東洋大7ー8中大


1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

計

東洋大

0

0

1

0

4

0

0

0

0

 2

7

中大

0

0

0

0

2

3

0

0

0

 3×

8


大坪、馬庭、石澤ー高山、熊谷

敗戦投手:馬庭

本塁打:高山(3回)

二塁打:大城戸(3回)、日髙(3回)


・打者成績  ※先発のみ表示

打順

守備

名前

打数

安打

得点

打点

1

(中)

大城戸陸琥(総3=九州学院)

5

1

1


2

(指)

日髙有希也(営1=宮崎商業)

5

3

1

1

3

(一)

山田隼(総4=木更津総合)

4

1

2


4

(二)

前髙翔太(営4=熊本工業)

2




5

(三)

西田瞬(総1=浦和学院)

2




6

(左)

冨安海来(営4=履正社)

5

3

1

1

7

(捕)

高山亮太(総3=三重)

3

2

1

2

8

(右)

山内教輔(総3=東海大相模)

5

1



9

(遊)

高中一樹(総3=聖光学院)

4

2




・投手成績 ※先発のみ表示

勝敗

名前

回数

球数

被安打

四死球

三振

失点

自責点


大坪廉(総4=智辯学園)

52/3

90

8

1

5

5

4


 

 一塁塁審が両腕を広げた瞬間、東洋大ナインはその場に崩れ落ちた。5点のリードを失い、迎えた延長10回タイブレーク。2死一、三塁から放たれた三ゴロが内野安打となり、劇的な幕切れを許した。

 3回、日髙の適時二塁打で先制すると、5回には1死二、三塁で浅嶋が犠飛を放つと、相手の暴投も加え高山の2ラン本塁打で一挙4点を追加。しかし、5点のリードを守り切れず、試合は延長タイブレークへ。10回表に浅嶋、冨安の連続適時打で2点を勝ち越したものの、その裏に3点を奪われ、痛恨のサヨナラ負けを喫した。


必死に腕を振る馬庭

雄叫びをあげる馬庭


 國學院大1回戦からスタメンに名を連ね、好調を維持する日髙がこの日も結果を残した。3回1死、大城戸が二塁打で出塁すると、日髙が左適時二塁打を放ち、先制点をもたらした。


打撃好調の日髙


 5回には日髙、山田の連打と前髙の犠打で1死二、三塁の好機をつくる。浅嶋は前日の試合では4回1死満塁の場面で三振に倒れていただけに、「取り返せるように」と打席に立った。中犠飛で1点を追加すると、続く冨安の打席では暴投の間に三塁走者が生還。さらに冨安が中安打で出塁し、高山が今季第1号となる2ラン本塁打を放った。高山が「朝のバッティング練習から調子いいなと思っていたので、思いっきり振るだけ」と振り返り、リードを5点に広げた。


笑顔でホームインする高山


 しかし、中大も簡単には引き下がらない。その裏、先発・大坪は3連打を浴びて2点を失うと、6回にも走者を背負い、再び3連打を許した。1点差に迫られたところで、指揮官はバッテリーごとの交代を決断。2番手・馬庭にマウンドを託したが、適時打を浴びて同点に追いつかれた。5点あったリードは、わずか2イニングで消えた。


 春にも繰り返したリードを守り切れずに敗れる展開。悔しい結果に、大坪は「5回6回になって捕まり出す、そこで変えられない、修正できなかったことが反省点」と振り返った。一方、馬庭は声を上げながら臆せず腕を振り、9 回まで無失点投球を続けた。


先発した大坪


 両校譲らぬまま、試合は延長タイブレークへ突入。10回表、無死一、二塁で打席に入った浅嶋に出されたサインはバスターエンドラン。「とにかく転がすっていうイメージ」と振り返り、「バスターで今シーズン何回も失敗してたので、もう絶対決める」と必死だった。浅嶋が適時打を放って勝ち越すと、この日2安打と好調の冨安も右前適時打で続き、2点のリードを奪った。高中の四球で2死満塁とするも、ギアをあげる相手投手を前にあと一本が出ず、追加点は奪えなかった。


前日のリベンジを果たした浅嶋

3安打を放った冨安


 迎えた10回裏。無死一、二塁から犠打で走者を進められると、宮本(中大)の右前適時打で1点差に迫られる。ここで東洋大は石澤(総2=木更津総合)を投入。球場には緊張感が漂い、中大の応援も一段と大きくなる。2死までこぎ着けたものの、伊藤櫂(中大)に右前適時打を浴び、再び同点に。なおも2死一、三塁から佐藤壱(中大)に三塁への内野安打を許し、7ー8で逆転サヨナラ負けで試合が終わった。


 残されたのは、来週の立正大との一騎打ち。主将・大坪は「立正との直接対決でしっかり勝ち切る」と宣言。崖っぷちの東洋大は強い。土俵際から再び反攻に転じることができるか。東洋大の真価が問われる。


TEXT=福田和奏、PHOTO=佐藤結芽、福田和奏


◇井上大監督

 ーー勝ってたんですけどね。

そうですね、まあ今日勝ってたところでなんですけどね。うちは今日勝っても最下位回避できなかったんで。別に負けても、負けてもって言い方あれですけど、あいつらには申し訳ないですけど、半分別にいいなと思いながら、だから最後タイブレークでバスターエンドランだしてね。先攻だし。だからあいつらにそれぐらいの割り切りがあるのかって話なんです。だからバントも決まんないしあそこで、3点取って、2点じゃ勝てないんです、先攻は。

 

 ーーバスター決めて、次ライト前ヒット打って、あそこでおせおせだったんですよね  

 そうですね 、でもあそこでバントを決めれないとかやっぱりうちの弱さなんですよ。やっぱりやることがきっちりできないっていうね 、今日勝ったところでだったんで。まあ中央さんはね勝って今日確定しちゃうので。うちは勝ってもね、どの道、立正との勝ち点勝負なので。だからいいんです、別に。


ーーそう言う意味では大坪くん、結構ね。

ちょっとね、はい。ちょっと引っ張りすぎましたかね 。ちょっと引っ張りすぎたっていうのはちょっと反省ですね。


ーー5回で変えるかと思いましたが。

うーんね。変えようかなってちょっと迷ったんですけど、でもボール自体はそんな悪くなかったんで。


ーーキャッチャーも変えたのはなぜでしょうか。

まあそもそも馬庭とか石澤は熊谷と組ませているので。


ーー馬庭くんは本当よく投げてくれましたね。

そうですね。


ーー石澤くんを出すタイミングみたいなのってどんな感じ でしたか。 

あれもねやっぱり、あそこから右が続くので、熊谷くん伊藤くんでね。


ーー高中くんも復帰しまして、戻って来られて2安打でしたが。

 打球がね、まあ1個は太陽のおかげでね。(笑)

 

ーー山内くん、高中くんの8、9番ってなかなか 。 

いやもでもね今日はね、でもその打順が結構めぐりあわせよかったんです、実は。もうでも、誰をやっても一緒なんだから、だから4番前髙でどの道打たないんで、うちのチーム知ってます?1割台ですよ。誰でも一緒なんです。打順なんかひと回り目だけなんで ,


ーー気を取り直して最終週で 。

 そうですね。もう最終週で立正に勝てばいいだけの話なんで。勝てるかどうか分からないですけど、当然向こうも必死でいくんで。ま、だから今日の別に、負けはそんなに、ただ勢いのね付き方が今日勝っていればその勢いでいけたかもしれないですけど。


◇大坪廉

 ーー試合を振り返ってみて。  

 序盤はいい感じに、テンポよくいつも通りの打たせて取るというピッチングができていたんですけど、5回6回になって捕まり出して、そこで何か変えるべきだったと思うんですけど、そこで変えられない、修正できなかったとこが反省点かと思います。  

 

ーー踏ん張り切れなかったって感じですか?  

 踏ん張り切れなかったですね、普通に打たれた感じです。  

 

ーー何が足りませんでしたか。

  足りなかったものは別に特にないですけど、気持ちも入ってましたし、球もまあそこそこ行ってましたし、爪の甘さじゃないですかね。

 

ーー来週に向けては

 やっぱここ取っても、中央で取ってても立正で勝ち点取らないと入れ替え戦に行くんで、立正との直接対決でしっかり勝ち切って、後輩たちのために、残留して1部でやらせてあげたいなと思います。  

 

ーーよかった球は。  

 インコースにカットボール投げられたのと、まっすぐが結構させてたんで、まあそこがよかったかなと。 


◇浅嶋大和

 ーーチャンスの場面で打点あげましたが、打席を振り返っていかがでしたか?  

 昨日は満塁で三振しちゃったので、それを取り返せるように打席に入りました。

 

ーータイブレークでバスターで打っていたと思いますが、あの打席はどういうイメージで打席に入りましたか?  

 あれはバスターエンドランなんで、全部当てにいかないかん場面やったんで、もうとにかく転がすっていうイメージでした。バスターで今シーズン何回も失敗してたんで、もう絶対決めるぞっていう気持ちでバット振りました。  

 

ーー守備の部分ではいかがでしたか?  

 守備の部分はいつも通り。ショートはアクシデントだったので、いつもの通りに戻った感じですかね。  

 

ーー気持ちとして、動揺してたところはない?  

 まあ逆にラッキーというか、楽にいつも通り行けたみたいな。  

 

ーー来週絶対落とせないカードですが、そこに向けては。

 来週バッティングがいいチームなんで、打ち負けないように、準備期間ちょっとしかないですけど、頑張ってバット振ります。


◇高山亮太

ーー今季第1号ホームランということで、その打席を振り返っていかがでしたか?

あんまり打席の記憶が無いですね。もう何の球種を打ったかも覚えてないんです。朝のバッティング練習から調子いいなと思っていたので、思いっきり振るだけでした。


ーー長打を狙っていましたか?

ツースリーから一塁やったので、短打を打ってもと思って。しっかり振ろうと思っていたらたまたまホームランになってくれました。


ーー試合全体を振り返っていかがですか?

ホームランを打った後、もう浮かれるなと自分でもめっちゃ思って、守備だけ守備だけと考えていたんですけど、本当に次の回からめちゃくちゃ打たれてしまいました。ダメなところ全部出たなって思います。


ーー特にここが課題だなというところはありますか?

勝負しなくていい場面で慌てたり焦ったりしたわけではないんですけど、ボールでもいい場面でストライクをいってしまって打たれるみたいなところがあったので、その配球の部分ですね。もっと冷静にボールでもいいよというのをちゃんとピッチャーに伝えられてたら、こんな大量失点しなかったのかなと思います。


ーーチームの雰囲気など昨日の試合から変わった部分はありましたか?

下が見えてるのでみんなで声出しして、めっちゃ雰囲気は良かったと思います。今日、井上さんも言ってたんですけど、今日勝ってても来週勝たないとと言ってたので、結局は立正と一騎討ちという思いで、来週を迎えたいと思います。


ーー高山選手個人としての意気込みというか、こういうところで貢献したいというのはありますか?

バッティングより、やっぱりゼロで抑えて、キャッチャーとしてリードしたいです。守備の面でもっと1週間もっと考えて立正戦を迎えたいと思います。