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こんにちは。とうとう2015年も最後の日となりました!
コラムを書くのも今日が最後です。(記事はまだ箱根路で担当させていただきます!)集大成である箱根駅伝が終わっていないので、引退という実感はまだありませんが…最後なので3年間を振り返って終わりたいと思います。
わたしは陸上、水泳、アーチェリーの3部会を担当させていただきました。
陸上と水泳という大きな部会を二つ持たせていただきましたが、特に報道関係に就職したいわけでもなく、文章を書くことや写真を撮ることが得意なわけでもなく、ただ単純に陸上も水泳も好きで、どっちもあきらめられないというわがままからです(笑)
水泳班では、1学年上の先輩がいなかったため1年生の秋からチーフを務めさせていただきました。
ちょうど平井監督が就任されて部の体制も大会の1年の流れもがらっとかわり、世界で活躍されるような選手も入学してきた年でした。取材も新聞も常に試行錯誤で、プレッシャーや不安は大きかったです。
その中で一番印象に残っているのが2年生の4月の日本選手権で、これが2年生3人だけで取材する初めての大きな大会でした。水泳の日本選手権は、五輪や世界選手権などその年の世界大会の代表選考を兼ねているとても大事なものです。選手たちの意地や努力を確かに感じるこの大会は、わたしにとってずっと憧れでした。
そんな選手にとって大事な大会を、2年生3人という不安な戦力だけで取材するなんて申し訳ないという気持ちもありましたし、紙面で使えるようないい写真がちゃんと撮れるかとか、ミスなくできるかとか心配事は尽きませんでした。1年生の頃からあんなに楽しみにしていた日本選手権取材だったはずなのに、実際は楽しいとかやりがいとか以前の問題が頭を占めていたと思います。4日間連続開催ということもあり、睡眠不足と精神的プレッシャーはものすごくて、大会を終えた次の日は13時間くらい寝ました(笑)
こんな風に不安になったり落ち込んだり、その他にも大変なことが多かったと思うのですが、今振り返ると思い出せるのは睡眠不足で体力的につらかったことくらいです(笑)プレッシャーに押しつぶされずやってこれたのは、本当にたくさんの存在に助けていただいたからだと思います。
まず、同期、先輩と後輩。特に、陸班同期の二人はわたしが水泳取材のことで悩んでいる時も背中を押してくれました。陸上取材はもちろん、いろんな場面においてすごく心強かったです。水泳班には、頼りになる同期ととにかく明るい(笑)同期がいて、二人が水泳班でいてくれて良かったと思います。
また取材では、急いでいる時や、疲れていたり悔しかったりして話す気持ちになれない時もあるはずなのに、いつもわたしたちの取材に応じて下さる選手がいて。部内のお仕事だけでも忙しいマネジャーさんのご協力があるおかげで、どんな取材も円滑に行うことができました。水泳取材ではわからないことや大変なこともたくさんありましたが、そんな時はOBやプロの記者さん、水泳連盟の方々など、多くの大人に助けていただきましたし、陸上取材では、多くの取材先で地元の校友会の方やOBの方に激励の言葉を掛けていただきました。遠征取材では女の子一人で夜行バスに乗ったりホテルに泊まったりと心配をかけることは多かったと思いますが、わたしのやりたいことを理解して応援してくれた両親と家族のおかげで、たくさんの取材にいくことができました。
そして、取材させていただいた素晴らしいチームの存在。やっぱり選手が喜んでいるとわたしも一番嬉しくなりますし、この人たちのために頑張りたいという思いがあるからこそ、大変なことも乗り越えられました。その走りや泳ぎに力をもらったことは数え切れなくて、本当に偉大でした。そして間違いなく、もっともっと競技のことが好きになりました!
他にも購読者の皆様など多くの方々の存在があって、ここまでやってくることができました。わたしは本当に、スポトウの中でも人に恵まれていたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
4月は水泳の日本選手権、5月は陸上の関東インカレ、夏はテレビで世界大会を見て。9月はインカレがあって、そのあとは駅伝シーズンが始まって、また4月になって…ドキドキしたり、嬉しかったり、悔しかったり。いろんな感情に揺さぶられて、1年を通してこれ以上ないくらいに心臓がフル稼働した3年間でした。
まだ見ていたい、取材したいという気持ちはありますし、わたしがスポトウにいる間には見ることができなかった姿もありました。それはまた、今後ファンとして応援していく中で見ることができたらと思います。
思いつくままにいっきに書いたらかなり長くなってしまいましたが、自己満足の域なのでいいかなと思います(笑)今後とも東洋大の体育会、そしてスポーツ東洋をよろしくお願いいたします。
でもまずは明後日に迫る箱根駅伝が最高の大会になりますように、応援を!どうぞよろしくお願いします!!