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3年生によるラストコラムも4人目に突入です!改めまして、先週の伊藤と同じく副編集長の内田りほです。私は、水泳・空手道・ラクロス・少林寺拳法の4部会を担当させていただきました。今日から大学はテスト週間に入りました。私はテストがあるのがその初日のみということで、今日で3年の全日程が終了しました。あっという間の3年間でした。
先ほど、担当させていただいた部会を書きましたが、その中で空手道とラクロスのチーフを1年間勤めさせていただきました。私は、担当になって取材に行くまでこの2つの競技を見たことがありませんでした。しかし、取材を重ねるごとに面白い!と思うようになりました。きっとこの2つの競技に詳しい方は多くないと思うので、少しだけ私がこの3年間を通して感じたことを含め魅力を伝えたいと思います。
○空手道
通常大会では形と組み手が行われます。私たちは組み手のみを取材させていただいていたので、形は見ている程度なのですが、とにかくそろい方がすごい!入場から最後のお辞儀までぴったりとそろっていて、どうやって合わせているの?と不思議に思います。組み手は、時間は大体2分間6ポイント先取で行われます。柔道と同じく、有効・技あり・一本がありますが、一本をとっても試合は終わりません。3点が加えられるだけです。上段突きといって体の上段を突いて有効を重ねることが多いです。しかし実際に相手の体に当てると反則です。素人目だと「今ポイント入ったかな」と思っても、入っていないことが多く、早業で判断が難しいです。
東洋大の空手道部は、かつて組手で男子が関東で優勝、女子も関東で3位に輝いたことのある歴史のある部です。2015年5月の大会では、男子団体組み手が東日本3位になりました。最後の年にとてもうれしい結果を取材することができて良かったです。そしてなんといっても、空手道は2020年東京五輪の正式種目に追加されたので、この機会にぜひ観戦してみはどうでしょうか。
○ラクロス
ラクロスは3年間取材させていただきましたが、ファールなど難しい部分が多いというのが印象です。男子はアイスホッケーのように激しい接触プレーがあり、迫力をすごく感じます。試合時間は男子が20分クォーター、プレーヤー10人で、女子が25分ハーフ、プレーヤー12人で行います。フィールドで行う競技ということでサッカーとの違いを少し紹介します。まず選手は試合中に何度も入れ替えが行われます。攻撃時・守備時ともにプレーに参加できる人数が決まっており、一定のエリア内に入れる選手が限られています。また、ゴールの裏側を使うこともできます。攻撃の際、シュートを打ってそのシュートがフィールド内から出たとします。サッカーであれば相手ボールになりますが、ラクロスはボールが出る際にボールの近くにいたチームのボールになります。なので選手たちはボールが出るまで、追い続けるのです。などなど…。ごく一部を書きましたがこれだけでも、「へぇ~」と思うことが多いのではないでしょうか。
ラクロス部は現在男女共に、2部に属しています。男子は昨季創部史上最高成績で、1部との入れ替え戦に進みました。前半を終えて0対6からの逆転勝利という、劇的な試合も取材することができ、とても充実した1年でした。そして男子ラクロス部にはアンダーの日本代表選手もいるんです!
わかりにくい説明で申し訳ありませんが、少しでも面白そうと思っていただければ幸いです。この3年間はテレビも含めて本当に多くのスポーツを観戦し、改めてスポーツの面白さに気づくことができました。そして、空手道部、ラクロス部の皆様だけでなく、水泳部、少林寺拳法部の皆様も取材をさせていただきありがとうございました。また私は2年次より、定期購読の担当をさせていただきました。定期購読をしてくださっている皆様、この場を借りて御礼申し上げます。今後とも、スポーツ東洋をよろしくお願いいたします。
スポトウでの経験は貴重なものばかりでした。また今まで見たことがなかったスポーツの魅力も知ることができました。本当にありがとうございました!