スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

2016シーズン登録選手発表

２月13日（土）

ＦＣ琉球公式ホームページより

Ｊ３所属のFC琉球は、DF瀧澤修平(ラ４＝東洋大牛久）の加入を公式ＨＰ上で発表した。

　瀧澤の強みは対人プレーや空中戦。派手さはないがDFとして卓越した能力を持つ。大学サッカー最後のシーズンは開幕後にケガで離脱を余儀なくされ、定位置をつかむことはできなかった。それでも、復帰戦となったアミノバイタル杯２回戦では、当時１部首位・国士大の強力FWを抑え込む活躍を見せ、その後のリーグ戦でも、対戦相手や戦術に応じてコンスタントに試合に出場し安定感あるプレーを披露。非常に堅実で真面目なキャラクターで、ピッチ内外で常にチームのために声をからし続けた。

　2003年に沖縄初のＪリーグ参入を目指すサッカークラブとして創設されたFC琉球。2008年には、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏を総監督に迎え話題を集めた。2014年からＪ３に昇格し、Ｊリーグ参入３年目を迎える今シーズンは、かつて磐田や札幌でプレー経験がある元北朝鮮代表の金鍾成が新監督に就任した。選手の半分以上が入れ替わったチームは、「全力琉球」というスローガンのもと１からのチーム作りが始まっている。

　１月に行われたスカパー！ニューイヤーカップ沖縄ラウンドでは、東京、東京Ｖ、札幌との全３試合にスタメンフル出場。すでにチームにフィットし、ＣＢのポジションで実力を発揮している。シーズン開幕戦、瀧澤がピッチに立つその瞬間に注目だ。

■瀧澤修平（たきざわしゅうへい）

182㌢／80㌔

Ｈ５・７・19

出身／東洋大学附属牛久高校

血液型／Ｂ

ポジション／ＤＦ

過去に掲載された瀧澤選手のコラムはこちら→[特集:サッカー]後期第４弾ポジティブな鉄壁ディフェンダー～瀧澤修平～

TEXT=吉本一生