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平成28年度 新座市春季記録会
4月9日(土)新座市陸上競技場
男子100m
1組
1着 吾郷 11"67
3着 長部 11"75
6着 竹田 12"05
3組
2着 鏑木 11"47
4着 小川 12"07
男子200m
1組
4着 長部 23"01(総合8位)
DNS 大野
2組
1着 櫻井朴 22"42(総合2位)
2着 鏑木 22"74(総合4位)
5着 渡辺 23"09
DNS 佐藤
男子400m
1組
2着 冨樫 49"14(総合2位)
7着 金田 56"49
2組
3着 越栄 52"70
男子400m障害
2組
5着 桜井滉 57"21
女子200m
1組
DNS 鈴木
女子400m障害
1組
2着 長畑 1'05"30(総合2位)
冬季練習の成果を見せた櫻井朴
今後調子を上げていきたい鏑木
新座市春季記録会に短距離部門から多数選手が出場した。向かい風が吹き止まない悪状況の中で、櫻井朴(総2=國學院栃木)は冬季練習の手ごたえを感じさせる走りを見せた。
男子200mでは櫻井朴が勢いよくスタートを切ると、冬季磨いてきたスピードとパワーで向かい風の中組1着でゴール。「冬季練習の成果がしっかり出ている」と梶原監督が評価するように、コンディションが悪い中でもしっかり走れることを証明した。櫻井朴は昨年、1年生ながらもマイルリレーのメンバーとして表彰台へ上がった経験がある。マイルでの目標を「もちろん日本一」と言い切り、今年は主力メンバーとしての活躍に期待がかかる。
100mと200mの2種目に出場した鏑木(済4=専大松戸)は、関東インカレ(以下、関カレ)の標準記録を狙ってレースに挑んだ。強風の影響もあり目標タイムには及ばなかったが、100m後半では「練習通りの走りができた」と振り返る。今季すでに数回レースを走っている鏑木。場数を踏んでいることで目標の10秒5台へと着実に近づいているはずだ。
今回のように、いつもコンディションが良い中でレースができるとは限らない。悪状況の中でどれだけ実力を発揮できるかは今後の課題となるだろう。冬季の練習の手応えを確かなものにして、関カレへ向けて調整していきたいところだ。
■コメント
・梶原監督
今日のコンディションは評価が難しいが、その中で200mの櫻井、400mHの桜井は確実に普通の条件であれば大幅に自己ベスト更新していた。それなりの動きもしていたし、冬季練習の成果がしっかり出ている。他の選手はこの風の中でももう少しタイムが出ていれば。コンディションが悪いときにしっかり自分の力を出しきれないというのが出てしまった。こういうときでも集中力を途切れさせずやるというのを一人一人が考えなければいけない。それなりに冬季練習もしっかりできていたので自信をもって走ればもっとタイムは出る。だからこそまだまだ強くなりきっていない。その辺を含めて課題になる。
・鏑木(済3=専大松戸)
タイムは関東インカレの標準記録を狙って挑んだ。少しスタートで出遅れたが、後半の走りは練習通りの走りができたので良かった。100mは走り的には良かったと思う。200mはスピードに乗れなくて最終的にたれてしまったので練習が必要。(シーズン初めの調子は)3年目を迎えてだいぶいいので、これから関カレに向けて調子を上げていきたい。(今年の個人目標は)10秒5台を出すこと。
・櫻井(総2=國學院栃木)
コンディションが悪かった中では、「合格点はあげられる」と監督に言われた。風のわりにはタイムは出たという感じ。万全のコンディションで臨めば関カレ標準が切れると思う。(冬季は)スピードがあまりないことを昨年痛感したので、スピードをつけることでパワーもつけてきた。(手応えは)メインは400mだが、再来週にある大会に向けて初戦としてはいい感じに入れた。(今季マイルリレーでの目標は)もちろん日本一。(個人では)関カレ標準を切ること。
TEXT/PHOT=吉川実里