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2016.04.12
アーチェリー

[アーチェリー・男子]出た!チーム新記録3701点。東大に快勝

2016年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
 4月10日(日)明学大レンジ


男子 第3戦

東洋大3701―3633東大(上位6名の合計)

個人成績

      50m 30m TOTAL

1増川  265  325  590

2大澤  265  315  580

3星野  297  337  634

4武   298  336  634

5田山  289  328  617

6東森  258  318  576

7中野  302  333  635

8橋本  278  313  591

東洋大3701(中野:635、武:634、星野:634、田山:617、橋本:591、増川:590)


高得点を取りチームメイトのコールに応える星野

納得いく射に吠えた武


田山はチームを支えるプレーを見せた



 男子アーチェリー部はチーム新記録を叩き出すと、東大を寄せ付けず60点以上の差を付け快勝した。

 出た!3701点。チーム記録を38点も更新した。その立役者になったのが星野(ラ2=桜丘・東京)だ。30mの1エンド以外、赤字(50mだと45点、30mだと55点以上)にまとめチームに大きく貢献。
 ちょうど1年前。東大には、この明学大レンジで敗北を喫し、悔しい思いをしていた。武主将(法4=栗橋北彩)は今回の勝利に「リベンジを果たせた」と満足そうな表情で語った。また、田山(文4=越谷)を中心に声でチームを盛り上げていく。そのかいもあり今まで課題となっていた5番手、6番手の下位選手が590点台でまとめ、チーム新を叩き出したのだ。最高得点者であった中野(法3=磯辺)は個人としては「調子が決して良くない中でもまずまずの得点」チームとしては「下位選手の頑張りが大きかった」と振り返った。

 2勝1敗として勝ちが先行した。次戦の上智大に勝てば現実的に入れ替え戦も見えてくる。このままの勢いで矢を放っていきたい。さらなるチーム新記録を目指していく。


■コメント
・武主将(法4=栗橋北彩)
東大にリベンジを果たせたことは良かった。この得点での勝利はチームとしても自信になる。天候が良かったということもあるが、個々が前の試合終わってしっかり反省して修正できたことが勝ちにつながったと思う。やっと8人しっかり揃えることができた。活躍した星野は練習では力を出せていたけどなかなか試合ではというところだったので今回このような射をしてくれて嬉しい。次戦は今まで互角ぐらいの力の上智大なのでそこをしっかり拾って入れ替え戦にいきたい。

・田山(文4=越谷)
チーム新で勝てたことはとても嬉しい。まだまだ課題もあるので修正していきたい。射線の後ろの応援の声が途切れることも多少あったのでチーム全体でという意識をもっと植え付けていきたい。星野は春合宿終わった辺りから調子を崩していたが今日の射は一緒に射ってて頼もしかった。自分の役割を果たしてチームにしっかり貢献できるように準備していきたい。

・中野(法3=磯辺)
チーム新で勝てたことは素直に嬉しい。距離賞と最高得点者にはなれたが、普段より少し悪い点だったのでもう少し自分の中では上げられたかなと思う。調子が良い方ではなかったがなんとかこの点数を出すことができた。課題となっていた下位選手の頑張りがこの結果につながったと思う。個人としては反省点もあるので、それを生かしつつ次戦やっていきたい。

・星野(ラ2=桜丘・東京)
素直に嬉しい。今日は調子もよく気持ちよく射てた。体のバランスを意識して射ったことが良かったと思う。チームに貢献できてとても嬉しい限り。今では600点を目標に練習してきたが、これからは620点にアベレージを上げてやっていきたい。チームの雰囲気も良いので次戦も勝ちたい。よりチームのためになるために自分自身も高めていきたい。


TEXT/PHOTO=小賀坂龍馬