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2016年度関東学生アーチェリー女子リーグ戦 2部
4月24日(日)立教大レンジ
女子 第5戦
東洋大2485 - 2479専修大(上位4名の合計)
個人成績
50m 30m TOTAL
1徳江 288 328 616
2清水 287 334 621
3仲内 296 334 630
4小松 298 320 618
5平山 271 336 607
6柴崎 255 307 562
7島田 233 310 533
8奥富 262 306 568
緊張感が高まる中でも平常心を保ち、チーム1番手の成績を収めた仲内
ルーキーの清水ものびのびとした射で高得点を連発した
目標としていた「5連勝しグループ1位通過で入れ替え戦」を決めた女子アーチェリー部。試合終了後、彼女たちは抱擁し喜びを分かち合った。
「応援のおかげもあり楽しみながら、リラックスして撃てた」。チーム1番手の記録を打ち立てた仲内(ラ3=霞ヶ浦)は嬉し涙を流した。50m1エンドから51点の高得点を叩き出す。続いて30mでもその勢いは止まらず、50点台をキープし続けた。いつも通りを心掛け、外れても同じ射線の仲間と競い合い、声を掛け合うことで平常心を保つことができた。「先輩を安心させることができるチームにしたい」。目標の達成がかかったこの試合で平常心を保ち、チームを鼓舞した仲内。次期上級生としての準備と覚悟は整った。
また、ルーキー清水(食1=花咲徳栄)はチーム2番手の好成績を残す。50mの1エンド目こそ振るわなかったものの、その後は安定した様子で次々と高得点をマーク。「今回点数がいつもより出て、東洋大学としても5連勝できたことがすごく嬉しい」と清水は笑みをこぼした。高校からの経験者ということで、今後の活躍からも目が離せない。「先輩たちが後ろから声掛けやアドバイスをして支えてくれた」と清水が話すように、チーム全員が声を出し士気を上げている。今回の1部入れ替え戦への切符は、チームの団結力なしではつかめなかっただろう。
次戦はいよいよ入れ替え戦。5連勝の勢いのまま悲願の1部昇格へ向かう。
■コメント
・仲内(ラ3=霞ヶ浦)
相手校も強く、接戦した戦いだったが、その中で同じ射線の人との掛け声や周囲にいる応援の方々のおかげとかあってすごく気持ちの面で支えられたのが大きかった。リラックスして撃てたのと、チームに支えられたのが大きかった。誰かが外しても他の人が大丈夫って助けあっって勝てた。切り替えていこうとお互い楽しく競い合いながら撃てた。(入れ替え戦に向けて)チーム層も厚くなってきているが、気負わずに楽しんで、次期上級生にもう任せられるってくらい強くなって先輩にも安心させていけるチームになりたい。
・清水(食1=花咲徳栄)
先輩から相手が強敵だということを聞いていてすごく緊張したが、先輩たちが後ろから声掛けやアドバイスをして支えてくれた。そのおかげで今回点数がいつもより出て、東洋大学としても5連勝できたことがすごく嬉しい。最初は緊張していたが、後からはのびのびと撃てるようになった。(課題は)自分の思い通りにいかなかった射があった時に、ちょっと気持ちが沈んでしまうこと。それを先輩方が上げてくれるので今は撃てているが、気持ち的に下がらないようにしたい。(入れ替え戦に向けて)今回はチーム全体で声を出し合って、活気がある東洋らしい試合ができた。このまま入れ替え戦で勝って、絶対1部に昇格したい。
TEXT/PHOTO=横山恵美、松井彩音