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2016.05.04
陸上競技
[陸上競技]関カレ最終選考で眞柄が今季自己最高記録!
第93回日本体育大学陸上競技会
5月4日(祝・水) 日本体育大学健志台陸上競技場
男子800m
16組
1着 眞柄 1'51"15
2着 増田 1'51"81
3着 長尾 1'52"95
4着 松崎 1'53"96
6着 本平 1'58"23
DNS 海谷
関カレ決勝進出を目指す中距離陣(右から眞柄、本平、松崎、増田、長尾)
関東インカレ(以下、関カレ)前、最後の選考レースとして中距離陣が800mに出場。強い風の中でも眞柄(済3=三条)が終始先頭を引っ張り、今季自己最高記録をマーク。増田(ラ2=北陸)は今シーズン2度目の自己ベストを更新した。
レースは快晴の中行われたが、会場には強風が吹き荒れていた。その中でも眞柄はスタートから飛び出し、集団を引っ張った。400mを54秒の自己ベスト更新ペースで通過すると、ラスト300mから先頭は眞柄と増田のみに絞られる。二人の競り合いは最後の直線まで続いたが、体一つの差で眞柄が先着。自らレースを組み立て一度も先頭を譲らない強気なレースを見せつけた。タイムも今季自己最高となるセカンドベストだ。さらに2着となった増田も、今シーズン2度目の自己ベストを記録。二人ともコンディションさえ整えば好記録を打ち出す力は十分にあるだろう。
関カレを目前にし、中距離部門の選手たちが調子を上げてきている。エース眞柄を筆頭に、男子800mで2年ぶりの決勝進出なるか。トラック3連覇を掲げるチームにとって彼らの活躍は必要不可欠だ。
TEXT/PHOTO=伊藤空夢