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2016年度オープン戦
6月11日(土) 慶大グラウンド
●東洋大42{35-28、7-34}62 明学大
東洋大 | スコア | 明学大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
5 | 1 | T | 4 | 6 |
5 | 1 | G | 4 | 2 |
0 | 0 | P | 0 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
35 | 7 | 計 | 28 | 34 |
42 | 合計 | 62 |
背番号/ポジション | 名前 | 出身校 | 学年 |
1/PR | 福富 瑞樹 | 同朋 | 2 |
2/HO | 岡部 景和 | 東福岡 | 4 |
3/PR | 古舘 康大 | 盛岡工業 | 4 |
4/LO | 川島 卓也 | 國學院栃木 | 4 |
5/LO | 常泉 達 | 國學院栃木 | 3 |
6/FL | 高野 雅義 | 報徳学園 | 2 |
7/FL | 半澤 悠司 | 仙台育英 | 4 |
8/No,8 | 土肥 航 | 長崎海星 | 2 |
9/SH | 内野 晃成 | 長崎海星 | 3 |
10/SO | 尾花 耕平 | 國學院栃木 | 3 |
11/WTB | 田淵 恵太 | 昌平 | 2 |
12/CTB | 古川 拓実 | 目黒学院 | 3 |
13/CTB | 平原 賢 | 國學院栃木 | 4 |
14/WTB | 石井 勇輝 | 日体荏原 | 3 |
15/FB | 須崎 春臣 | 國學院栃木 | 2 |
4本のトライを奪った石井
主力を欠きながらも果敢に攻めた
昨年、勝利を収めた相手だったが後半に大量失点を許し敗戦。選手の怪我などが重なり、主力選手を欠いた試合となったが、前半は相手に食らいつき善戦するなど収穫もあった。
非常に戦いづらい試合となった。怪我などを理由に主将の柳井(済4=荒尾)、副将の木田(済4=國學院栃木)など多くの主力選手が欠場。その状況でどうにか勝ちを模索していった。開始早々にトライを決められるも、すぐに石井(法3=日体荏原)のランで点を取り返す。そこから石井の怒涛の4連続トライで前半の試合の流れを引き寄せた。しかし、相手の攻撃に上手く順応できず接戦となり、なんとか7点勝ち越した状況で前半を終える。後半は「リズムを崩された」と岡部(済4=東福岡)が言うように自陣でのディフェンスに多くの時間を割いてしまい、中々攻撃への道筋が開けない。前半まで優位に試合を進めていたこともあってか、後半の慶大の勢いに飲まれてしまいミスが目立った。後半だけで6つのトライを決められてしまい、大量失点で敗戦。昨年に引き続き勝利とはならなかった。
これでAチームのオープン戦は残すところ1試合のみとなった。春のオープン戦前から高野監督、そして選手たちが「春の目標です」と話していたのが、その最終戦の相手・立正大を倒すこと。昨年のリーグ戦で入れ替え戦進出の望みをかけた試合の相手だ。その時は僅差で敗れ、入れ替え戦進出を逃しており、選手達は雪辱に燃えている。この一戦に向けて、ここまで試合を重ねる度に課題にむけて取り組みを進めていた。強みであるスクラムもほとんど押し切られる場面がなく、どのチーム相手でも通用するようになった。「悪いイメージを与えたい」とリーグ戦の前哨戦となる試合でどこまで成長を見せられるか。秋のリーグ戦で悲願の1部昇格を果たすために、フィフティーンは歩みを止めない。
▪コメント
岡部(済4=東福岡)
自分たちがやってきた攻撃が通用していたと思う。敵陣でボールを持ってたらトライをとれるのかなと。後半はミスが起きたり、敵陣であまりプレーすることができなかった。ずっとディフェンスをしてたので自分たちのリズムを崩されて、アタックでもミスが続いた。もっと一人一人がポジティブに戦えればここまで点は取られなかったと思う。去年勝ったので今年も勝ちたかった。自分たちがディフェンスからリスタートした時しか点を取られてないので、どこかで相手のペナルティやターンオーバーで攻撃できればよかった。モールのディフェンスをもう一度しっかりやる必要がある。後半の最初にラインアウトでミスしたのが大きかった。100%成功に持っていくのが課題。(立正大戦について)試合重ねるたびにチームは強くなってきているので、目標にしてきた試合だがいつも通りの東洋らしい試合をしていければいいと思う。ディフェンスをもう一度見直していく必要がある。立正大は秋にまた試合をするので、圧倒して相手に悪いイメージを与えたい。
TEXT=青池藤吾/PHOTO=菅野晋太郎