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平成28年度第3回日本大学競技会
7月3日(日) 日本大学陸上競技場
男子100m
3組
1着 津波 10"63
3着 北村 10"86
4組
5着 高島 11"26
DNS 大久保
5組
4着 竹内 11"47
7組
DNS 笠原
男子200m
1組
北村 DNS
2組
4着 大橋 22"88
DNS 中村拓
3組
2着 丸池 22"07
男子400m
1組
3着 丸池 48"64
2組
DNS 渡辺
男子走高跳
3着 山下義 2m00
男子三段跳
8着 伊藤 13m95
DNS 佐々木
男子100m2次レース
6組
1着 津波 10"65
2着 北村 10"98
復帰戦に臨んだ北村
津波は自己ベストにわずかに及ばなかった
強い日差しが照り付けるなか、日本大学競技会が行われた。100mには北村(法3=九州学院)が出場。けがからの復帰戦となるレースに挑んだ。
約3ヵ月ぶりにレースに姿を現した北村。試合感覚を取り戻すことを目標に出走した。「基本的な体力、筋力、スピードというのが全然足りていない」と振り返るように、けがで十分な練習が積めていないこともありタイムは伸び悩んだ。だが、2次レースにも出場し2試合走ったことでけがからの復帰を印象付けた。短距離部門の中でも実力者である北村の復帰はチームにとってもいい影響を与えるだろう。今後は9月の全日本インカレへ向け、完全復活を果たしたい。
北村と同じ組で出場した津波(ラ1=那覇西)は自己ベストを狙って挑んだ。わずかにベストタイムには届かず課題が残ったが、本種目である走幅跳のスピード強化の一環にはなったはずだ。
今大会は各選手夏へ向け、課題を得る機会となった。全日本インカレの標準突破や各々の目標に向かって今後さらなるレベルアップを図っていく。
■コメント
・北村(法3=九州学院)
4月の岩壁杯でけがをして今日は3ヵ月ぶりの試合で復帰戦なので慣らしや試合感覚を取り戻す感じで走った。(レースは)ベストを狙える状態ではなく、内容も良くなくタイムも良くないので正直全然満足していない。(課題は)走ることに対しての技術とかもあると思うが、まず練習が積めていないのが一番。基本的な体力、筋力、スピードというのが全然足りていない。(今後は)9月の全日本インカレに出場するために、そこまでにある試合には全部出て個人種目の標準突破を狙っていく。
・津波(ラ1=那覇西)
(レースプランは)100mの自己ベストが10秒60なのでそれよりも速く走ることが目標だった。(レースを振り返ってみて)昨日の練習からスタートが上手くできず、今日出場した2レースの両方でも課題が残ってしまい自分的にはいい走りができなかった。(今後は)本種目は幅跳びなので、スピードの強化のために100mなどの短距離も頑張り、幅跳びにつながるようにしたい。また、100mも幅跳びも強い選手になりたい。
TEXT=吉川実里 PHOTO=大谷達也、小野由佳莉