Article

記事


2016.09.18
陸上競技

[陸上競技]関東新人2日目 入賞者多数も課題残す

第27回関東学生新人陸上競技選手権大会 兼 関東学生リレー競技会

9月16日(金)~9月18日(日) 相模原ギオンスタジアム(相模原麻溝公園陸上競技場)


▼2日目

男子100m 準決勝 (風:−0.5)

2組

4着 津波 10"78 ※決勝進出

5着 吾郷 10"83

6着 森下 10"88


男子100m 決勝 (風:+2.5)

8位 津波 10"54


男子200m 予選

1組 (風:−2.3)

2着 松原 22"06 ※準決勝進出

5組 (風:−1.8)

5着 中村 22"29

7組

DNS ウォルシュ


男子400m 準決勝

1組

5着 花岡 48"10

2組

4着 櫻井朴 47"82 ※決勝進出


男子400m 決勝

6位 櫻井朴 48"43


男子800m 予選

2組

3着 長尾 1'54"63 ※準決勝進出

5組

1着 増田 1'56"71 ※準決勝進出


男子800m 準決勝

2組

2着 増田 1'53"81 ※決勝進出

4着 長尾 1'54"39 ※決勝進出


男子110m障害 準決勝 (風:−2.0)

1組

4着 児玉 14"54 ※決勝進出


男子110m障害 決勝 (風:+3.2)

8位 児玉 14"66


男子400m障害 予選

2組

5着 桜井滉 56"08

3組

6着 佐藤 53"77

7組

6着 石川 54"71


男子三段跳 決勝

18位 佐々木 13m94


男子4×100mリレー A決勝

8位 東洋大 (森下ー吾郷ー長部ー松原) 40"85


女子200m 予選 (+1.5)

6組

6着 鈴木 26"46


8位入賞の児玉 課題と収穫を得た


津波は追い風参考記録だが10秒54をマークした


 関東新人2日目は多くの決勝レースが行われ、100mの津波(ラ1=那覇西)が8位、400mの櫻井朴(総2=国学院栃木)が6位、110m障害の児玉(法1=楊志館)が8位、そして4×100mリレーが8位入賞と健闘。しかし、タイムや上位入賞という点で目標には及ばず課題を残した。

 110m決勝に児玉が登場した。「表彰台に上がること」を目標としていたが、スタートから遅れが響き8位。「悪いレースをしてしまった」と悔しさをにじませた。しかし、昨日の予選では得意のスタートを決め14秒42の自己ベストを更新。準決勝でもスタートを成功させ「スタートは通用するんだと実感できた」と今大会を通して収穫を得た。今後控える日本ジュニアでは表彰台を目指す。
 唯一100m決勝に進出した津波は追い風参考ではあるが、10秒54の好記録をマークした。走幅跳がメインの津波だが、全日本インカレ(以下、全カレ)では4×100mリレーの1走を務めるなど100mもサブ種目として力を発揮してきた。「幅跳びにつながる動きとかできたらサブ種目でも10秒3くらい狙っていきたい」と話すように、今後は走幅跳の動き作りも兼ねて、さらなる記録を狙っていく。
 400mの櫻井朴は予選、準決勝とほぼセカンドベストで走る好走を見せていた。しかし、決勝では力を出し切ることができず「勝負できなかったことは力不足」と反省点を上げた。全カレ4×400mリレーでは3走で他チームをかわしトップ争いをするなど、チームに大きく貢献した櫻井朴。期待も大きかっただけに梶原監督も「あそこまでタイムを落としているようでは、個人では戦えないし力を出し切れていない」と厳しい評価を下した。「マイルでは走れていても、個人ではまだまだなので頑張りたい」と個人種目でも活躍を誓った。
 
 最終日には200m準決勝に進出した松原(法1=九州学院)や、800m決勝進出を決めた増田(ラ2=北陸)、長尾(社2=城西大城西)のレースが残されている。特に、800mの増田は前回大会の覇者であり、連覇に期待がかかる。選手たちのシーズンラストレースに注目だ。

■コメント
・梶原監督
400mの櫻井はもう少しいってもらわないと困る。2本目であそこまでタイムを落としているようでは、個人では戦えないし力を出し切れていない。マイルではあれだけ走れるのに個人でこのタイムはやはり本人の心の問題が大きいと思う。100mの津波は練習でできていることが試合ではできていない。なんとか決勝には残ったのでスプリントがあることは間違いない。それをうまく発揮させるために練習でできていることを試合でできるようにしていきたい。4継はあのメンバーではあんなもんだと思う。ただ1走の森下は個人よりも良かった。2走の吾郷は動きが小さくなってしまった。追い風に乗ってダイナミックな動きができれば良かった。(4走が松原に変わったのは)津波は100mを走って、このあと国体などいろいろあるのであまり100mをやりすぎてけがをしてもいけないので、松原は100mを走ってスピード刺激をさせる意味で松原にした。(明日は)今日は条件が悪くてタイムが出なかったが、(松原の)200mは21秒8少しが自己ベストだからそれはなんとか更新して、できれば21秒5ぐらいでいってくれれば400mでも46秒というのが見えてくる。

・櫻井朴(総2=国学院栃木)
予選、準決勝とほぼセカンドベストで走れていたが、ラスト決勝の1番出すべきところでもうひとつ上げれなかったことが悔しい。目標は決勝でレースすることだった。決勝まで行けたが、そこで勝負できなかったことは力不足。(残りのシーズンは)今日不甲斐ない走りをしてしまったので、今シーズンまたレースに出たいと思う。日本選手権リレーもある。マイルでは走れていても、個人ではまだまだなので頑張りたい。

・児玉(法1=楊志館)
自己ベストを出すこと、決勝に進出して表彰台に上ることが目標だった。準決勝はいい走りができたが、決勝は悪いレースをしてしまった。スタートの反応と後半の走りが課題だと思った。今までの自己ベストは14秒49だったが、昨日の予選で14秒42に更新することができた。(関東新人での収穫は)予選と準決勝はスタートはよく走れて、意外とスタートは通用するんだと実感できた。(残りのシーズンは)愛知で日本ジュニアがあるので、まずは決勝に残って勝負できたらいいと思う。

・津波(ラ1=那覇西)
今日は決勝に残って、できたら表彰台と思っていた。昨日の予選であのタイムを出せて、今日もいい形でいけたと思ったが準決勝はだめで決勝は周りの強さもあって力んでしまった。メインが幅跳びで100mがサブなのであまり出る機会はないが、幅跳びにつながる動きとかできたらサブ種目でも10秒3くらい狙っていきたい。(今後は)日本ジュニアや国体がある。国体の幅跳びでは入賞すること。日本ジュニアは100mと幅跳びどっちも出るので、100mでは入賞、幅跳びでは優勝目指して頑張っていきたい。


TEXT=畑中祥江 PHOTO=畑中祥江、福山知晃

第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第28回出雲駅伝
第28回出雲駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第40回全日本競歩能美大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝