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平成28年度関東学生ライフル選手権秋季大会
9月15日(木)~18日(日) 埼玉県長瀞総合射撃場
◆男子1部総合団体
3位
◆男子10mエアライフル立射60発
ファイナル5位 井上 613.2点
21位 亀井 601.9点
22位 小田切 601.6点
23位 須永 601.3点
26位 二木 599.9点
33位 山本拓 597.6点
41位 砥綿 596.6点
62位 永井 588.0点
65位 山本達 586.3点
67位 西村 585.2点
79位 前田 581.8点
86位 浅見 580.3点
111位 靍田 569.1点
145位 西谷 557.6点
団体(井上、山本拓、砥綿) 4位
◆男子10mエアピストル立射60発
1位 山本拓 547点
2位 高橋 545点
4位 西村 520点
◆男子50mライフル三姿勢120発
ファイナル5位 二木 1125点
12位 浅見 1118点
16位 砥綿 1112点
26位 小田切 1097点
52位 前田 1051点
団体(二木、浅見、砥綿) 3位
◆男子50mライフル伏射60発
ファイナル3位 二木 612.4点
ファイナル8位 小田切 607.0点
14位 浅見 604.9点
17位 砥綿 603.1点
29位 西村 600.0点
56位 前田 584.5点
63位 靍田 577.6点
団体(浅見、二木、砥綿) 2位
◆女子3部総合団体
1位
◆女子10mエアライフル立射40発
12位 吉本 405.2点
20位 日比 402.9点
35位 山下 396.4点
36位 江頭 396.3点
37位 岩松 395.9点
44位 丸山 391.6点
団体(日比、岩松、吉本) 5位
◆女子50mライフル伏射60発
14位 丸山 580.2点
インカレではさらなる飛躍が期待できる
1年生ながらファイナルに進出した井上
関東学生ライフル選手権秋季大会が行われ、各部門で結果を残した。男子50mライフル伏射60発に二木(法4=金沢辰巳丘)と小田切(法3=甲府城西)が出場。それぞれ3位、8位入賞を果たした。また、10mエアライフル立射60発では、ルーキー井上(法1=国際学院)が5位と健闘した。今年から導入されたピストル競技で、山本拓(法2=足羽)と高橋(ラ2=中央)がワンツーフィニッシュ。課題と収穫のある試合となった。
「個人の力を最大限に発揮できた」と手応えを口にした二木。前大会でのチューブが壊れるトラブル発生を学習し、今回は身に着けなかった。不安要素を除くことで、気持ちに余裕がうまれ満足のいく射撃ができた。伏射は「イメージと点数が合っていたので自己ベストを目指したい」、三姿勢でも「それぞれの姿勢が固まってきたので、一層磨いていきたい」と次なるステップアップを図る。
伏射60発のファイナルに初めて出場した小田切は、「ファイナル独特の緊張感に慣れていなかった」と冷静に振り返る。それでも、「60発撃つ機会は試合では本選しかない」と少ないチャンスをものにした。練習を積み重ね、二木主将の後継者として名を挙げる。
2年ぶりと感じさせない圧巻の内容だった。山本拓は、「自己ベストを出せて良かった」と胸をなでおろした。同期の高橋と切磋琢磨し、揃って表彰台に上がった。腕の力の衰えや感覚を取り戻すべく、Wエースが引き金を引き続ける。
「前大会から練習し、前より良い点数が出た」と1年生らしい無邪気な笑顔がほころんだ。大学の名前を背負って挑んだファイナルでは、「緊張して腕の震えが止まらなかったが、一発ずつ集中した」と動じず撃った。井上をはじめ若い力がチーム全体を刺激し、勝利へと導く。
次戦は4年生の晴れ舞台でもあるインカレ。「集大成のインカレはベストを尽くしたい」と誰よりも思いを懸ける二木主将は、優勝しか見えていない。メンタルトレーニングとともに、チームの底上げも重点に置いている。2人の4年生を筆頭に“強い東洋大学射撃部”は前進を遂げている。
TEXT=星川莉那 PHOTO=星川莉那、青池藤吾