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2016.09.26
相撲

[相撲]寺沢敢闘賞!第3位でインカレへ向け好調な駆け出し!

第65回東日本学生相撲リーグ戦

9月25日(日) 靖国神社相撲場

1部リーグ3位


順位
校名
勝ち
得点

日大

52

日体大

52

東洋大

43

中大

26

東農大

23

専大

23

拓大

17

早大

16


※1部リーグ8校による総当たり制。試合は1チーム9人による団体戦で行い、得点は各校が得た勝利数を表す。


みごと敢闘賞を獲得した寺沢

力強い相撲が輝く磯辺

3位入賞を果たし笑顔の選手たち


 インカレの前哨戦ともいえるリーグ戦で去年に引き続き3位入賞。強敵の日大・日体大に上位を阻まれたが、インカレを見据え前向きな結果となった。寺沢(法3=金沢市工)はチームで唯一敢闘賞を獲得しめきめき頭角を現し始めた。

 

 「インカレを見据えていろんな選手を使ってみた」と浜野監督が語るように今大会には交代選手を含め登録選手15人全員が出場した。ほぼ毎試合ごとにオーダーが変わるが、去年インカレで優勝を阻まれた中大にも5-4と勝利し確実にチームの成長を伺わせた。

 なかでも7戦全勝者だけに贈られる敢闘賞を獲得した寺沢は真の強さを見せた。1部リーグで敢闘賞を獲得したのは寺沢と優勝校の日大2人の3人のみ。日大戦では2-7と敗れる中、貴重な1勝をあげた。日体大戦では相手を土俵の外に豪快に投げ出し、ぎりぎりの戦いに勝利するとチーム全員がガッツポーズをみせた。「力をいよいよ発揮できるようになってきた」と浜野監督や、「稽古場では本当に強いので、敢闘賞とれるぐらいの力は持ってます。それがやっと試合に出せたと思う」と村田主将(法4=金沢市工)は寺沢の活躍を大絶賛した。また、惜しくも敢闘賞には届かなかったものの6勝1敗と好成績を残したのが磯辺(法4=鯵ヶ沢)だ。日大戦での対戦で「前に出きることができなかった」と反省するも最後のリーグ戦でこの結果に満足する様子だった。取り直しになったが相手を持ち上げてしまう場面もみられ、冷静な判断の中にも力強さがある相撲をみせた。

 最後の集大成であるインカレが始まろうとしている。目指すは優勝。村田主将は「チーム一丸となって戦うためにチーム力を上げていくということが一番大事」と意気込んだ。4年生にとってはこれが最後の試合となり、残りの1ヶ月でどこまで調整できるかが優勝へのカギとなる。最後の最後まで攻めの姿勢で臨む彼らの勇姿を目に焼き付けたい。


・コメント

浜野監督

インカレを見据えていろんな選手を使ってみた。(チームの状態)これで3位だからまあまあ成果を上げた。(寺沢の敢闘賞について)力をいよいよ発揮できるようになってきた。(3位という結果について)これだけ変えてもこの結果だから良い。(インカレに向けて)この中から7、8人選んで優勝を狙います。

村田主将(法4=金沢市工)

(チームの状態)悪くない。今回、インカレのメンバーを選考するのにメンバー全員が出たが、それでも3位入賞しているのでチームの状況的には良かった。(寺沢の敢闘賞について)強いですね!稽古場では本当に強いので、敢闘賞とれるぐらいの力は持ってます。それがやっと試合に出せたと思う。(インカレに向けて)あと1ヶ月ちょっとでインカレなので、この1ヶ月の稽古が一番大事。しっかり一人一人の課題を見つけて、それをまず克服すること。それでチーム一丸となって戦うためにチーム力を上げていくということが一番大事。個人では1年からベスト8、16、8とまだ入賞していなくて、でも入賞じゃ物足りないので、今年は優勝して幕下付けだし10枚目格を狙っているのでそこを狙っていきたい。

寺沢(法3=金沢市工)

(今日の調子)最初1回戦は緊張して硬かったが、勝ったら動いてきたので良かったです。(印象に残った試合)やっぱり2回戦の拓殖大戦です。(敢闘賞について)(メダルが)重いですね。なかなか取れないので嬉しいです。(3位という結果について)優勝を狙っていたが取れなかったので学生選手権でそれを課題にできたらいいと思います。(インカレに向けて)団体優勝したいです。

磯辺(法4=鯵ヶ沢)

今日の結果には最後なので1回負けてしまったがとても満足している。調子は悪くなかった。(負けてしまった試合は)前に出きることができなかった。


TEXT=水野桜、PHOTO=伊藤梨妃

第67回東日本学生相撲新人選手権大会
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