Article

記事


2016.10.11
ラグビー

[ラグビー]白鴎大戦に勝利! 収穫と課題のある試合に

2016年度関東大学ラグビーリーグ戦2部・白鴎大戦

10月9日(日) 12:00K.O 熊谷ラグビー場Bグラウンド

○東洋大 75{28ー5、47ー0}5  白鴎大


東洋大
スコア
白鴎大
前半
後半
得点
前半
後半
T
G

P



D


2847
75合計


背番号/ポジション
名前
出身校
学年
1/PR
木田 大雅
國學院栃木
2/HO
岡部 景和
東福岡

3/PR
古舘 康大
盛岡工業

4/LO
常泉 達
國學院栃木
5/LO
川島 卓也國學院栃木
6/FL
黒川 眞琴
石見智翠館
7/FL
高野 雅義
報徳学園
8/No,8
土肥 航
長崎海星

9/SH
内野 晃成
長崎海星

10/SO
村上 春太
仙台育英
11/WTB
田淵 恵太
昌平

12/CTB
古川 拓実
目黒学院

13/CTB
柳井 佑太荒尾
14/WTB
平原 賢
國學院栃木
15/FB
尾花 耕平
國學院栃木


        Reserve Member  
16藤倉 拓郎黒沢尻工業
17舘澤 徹士盛岡工業
18小山内 健昌平
19小林 瑠偉日川
20斎藤 瑠晟目黒学院
21楠田 克磨石見智翠館
22石井 勇輝日体荏原
23菊池 優介國學院栃木


・選手交代/ポジション変更

前半26分 土肥→小林

後半0分 田淵→石井

18分 木田→藤倉

            古館→小山内

23分 黒川→斎藤

            平原→菊池

28分 内野→楠田

   岡部→館澤




柳井は主将としてチームを引っ張った


 白鴎大とのリーグ第3戦では、前半に1トライを決められるも好調なフォワード陣が得点を積み重ね、68―5で白星。勢いそのままに開幕3連勝を飾った。

 秋風が吹き荒れる中、前半のホイッスルが鳴り響いた。「(前半は)風下で堅いゲームだった」と高野監督が振り返るように、開始直後のトライから流れを掴めずにいた。木田(済4=國學院栃木)も「相手がキックを仕掛けてきたので、プレーが縮んでいた」と、押し込まれる試合展開が続く。それでも、セットプレーが安定していたことで相手のミスを誘い出し、トライを奪った。黒川(済3=石見智翠館)の2つのトライをはじめ、堅実なパス回しで相手を寄せ付けず、前半を折り返す。

 ハーフタイムで受けた監督の叱咤激励を胸に果敢に攻め立てる。すると、すぐに好影響が出る。後半5分、柳井(済4=荒尾)が相手のディフェンスをかわしトライを決めた。「基本的なプレーを見直し、成果が出て良かった」と努力家である主将の口角が上がった。前半とは打って変わり、試合の主導権を握ると次々にトライを決めていく。終了間際、スクラムで相手選手が激高。異様な雰囲気が漂ったが、動じずに相手のペナルティでトライをもぎ取り、今季最高得点で勝利を収めた。

 「キックが取柄」と監督も太鼓判を押されていたのが、平原(総3=國學院栃木)だ。オープン戦の明学大戦までキッカーを務めていた村上晴(済3=仙台育英)が怪我で離脱。その中で白羽の矢が立ったのが平原だった。キッカーという大事な役割を務め、ここまで公式戦全試合スタメン出場。この試合でもキックの命中率はとても良く、期待に応える。フィールドプレーでの評価も高く、今後の活躍に期待だ。

 次戦は今季2部に昇格した朝鮮大。「ディフェンスを強化したい」と無得点に抑えるために、一週間で課題克服に励む。フォワードの強さを維持しつつ、攻守の噛み合ったプレーで悲願の1部昇格をつかみ取る。



■コメント

・高野監督
(白鴎大戦は)一番難しい試合。自分たちが普段やっていないプレーをやらずに、しっかり練習してきたプレーをやっていた。基本的にはできていて、例年に比べて点をたくさん取ろう、こんなプレーをやってみようではなく、スクラムやラインアウト、モールといった一つ一つのプレーを確実にやった。反省点としてはディフェンス。相手のアタックがランダムで形がないので、ゆっくりそれに合わせてしまった。(後半は)前半に1トライされてしまったが、練習通り自分たちのプレーができ、0点に抑えられた結果につながった。相手が素早いアタックをしてこないことで、ゆっくりセットしてしまいトライを取られた。前半は風下で堅いゲームだった。最初からボールを動かしてしまうとどっちつかずのゲームになってしまうので、しっかりキックを蹴りながらボールを持っていく試合展開のプランだった。風の関係で点数が前半と後半で開いたと思う。(ウイング争いは)去年出ていた石井と菊池がリザブに田淵は前半レギュラーだったが落とされて、そこから俺がやってやるという負けん気が練習から見れる。平原はキックが特徴で、今日も100%(キックしたボールが)入っている。そこが売りでもあり、フィールドプレーでもアベレージを高く保っている。違うタイプの4人がいい争いをしてくれている。(次戦は)同じように自分たちのプレーをしないと難しいゲームになると思う。この一週間、何のために練習をするのか、しっかり示してその練習をして出せるかどうかが大事だと思う。
 
・柳井(済4=荒尾)
勝てて良かった。相手に合わせないで、自分たちのプレーを出せたのではと思う。チーム全体としては、フォワードがしっかり手堅く点を取ってくれた。(今日の試合に向けて)基本的なプレーを見直した。まだまだ高められる部分があると思った。成果として出ている部分もあった。(次戦では)格下相手になるが、関係なく自分たちの強みやしっかり基本的なことをやって出す試合にしたい。
 
・木田(済4=國學院栃木)
(試合を振り返って)前半は風下で、相手がキックをたくさん仕掛けてきたので、ずっと縮んでのプレーだった。その中でも、フォワードがラインアウトやスクラムで安定して、マネジメントも良く、相手のミスを誘ってトライを決められた。一本取られてしまったが、いいディフェンスが出来ていたと思う。(収穫は)この3試合全部、フォワードの強さとバックスのマネジメントが出ていて、ミスも少なかった。(課題は)一本取られてしまったことで、もう少しディフェンスを強化したい。ブレイクダウンでのペナルティがあり、朝鮮大戦までの一週間で修正したい。(次戦に向けて)朝鮮大学は今年2部に上がってきて、春に戦って以来の相手なので、今日の反省だったディフェンスやペナルティを出さないように、いつも通りバックスのマネジメントとフォワードのラインアウト、スクラムの安定を継続してやっていきたい。


TEXT/PHOTO=星川莉那