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第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第19節 10月30日(日) 東洋大学朝霞グラウンド
東洋大3ー1東海大
先制点を奪った丹代
丹代は後期初先発し、結果を残した
前節東農大に敗れ、絶対に負けは許されない状況の中で迎えた東海大戦。3−1で快勝し、昇格に一歩近づいたこの日、先制点を決めチームに貢献したのは後期リーグ初先発の丹代だ。
試合開始早々、チームにチャンスが訪れる。仙頭からの低めのクロスをゴール前にいた丹代が落ち着いて決め、先制。待望の得点にチームは勢いづき、そこから攻撃のペースをつかんだ。その後も、「もっと決めたいと思っていた」と話した通り、中盤から積極的にゴールに向かうプレーでチームをけん引。前半終了間際には、放ったシュートがポストに阻まれる惜しいシーンもあり、その存在感を十分に発揮した。
「自分ができることを一生懸命やろうと思っていた」。ここ最近は途中交代での出場機会が多かった。「スタメンだからと気負うことなくやれた」と今日の試合を振り返ったが、まだ気を抜くことはできない。
残り2試合、昇格のためには勝ち点3が必要である。「死ぬ気で戦いたい」と丹代は意気込んだ。今日の勝利を追い風に、チームを勝利に導くことはできるのか。今後の活躍に期待だ。
■コメント
・丹代(国2=青森山田)
自分ができることを一生懸命やろうと思っていた。夏以来、久しぶりの先発だったが、気負うことなく緊張せずにやれたかなと思う。たまたま自分のところに(ボールが)転がってきたのでちょっとびっくりした。こういう大事な試合で先制点を決められたことはとても嬉しい。(その後も惜しいシーンが何度もあったが)もっと決めたいと思ってやっていたので、そういうところで決められなかったのは悔しい。残りの試合も今日のようにどんどんゴールに向かっていくようなプレーができたらいいと思う。残り2試合、勝てばまだ昇格のチャンスがあるので、死ぬ気で戦いたい。
[次節試合予定]
第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第21節 11月6日(日) 対中大 古河市立古河サッカー場にて 14:00キックオフ
TEXT=金澤瑞季 PHOTO=村田真奈美、豊川拳大