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2016.12.08
コラム

第536回 読書の魅力 執筆者・中村緋那子

    初めまして。文学部1年生の中村緋那子です。担当部会はボクシング、射撃、空手、アーチェリーです。以後よろしくお願いします!


    さて、今回のコラムを書くにあたり色々なことを考えました。スポーツの話題がいいのだろうか、最近あった面白いことにしようかなどなど…。ただ途中で気づきました。私にはそこまで饒舌に話せるネタがほとんどない。では話せるネタはなんだろうか。私には好きなものが3つあります。読書、リラックマ、甘味です。このどれかならある程度は話せるだろうと思いますので、今回は読書について書きたいと思います。


    私は本が好きです。小説でなくとも絵本でもエッセイでもなんでも好きです。活字ならばなんでも読みます。よく友人にどのジャンルが好き?と聞かれますが、スパッと答えられた記憶はありません。それくらいみんな大好きなのです。

    なかには読書が好きじゃない、むしろ嫌いだという人もいるでしょう。気持ちは分からなくもないです。先ほど活字ならばなんでも読むと書きましたがそれは日本語限定です。英文などは全く読めません。見るとすぐに眠くなります。本当に見たくないです。きっと読書嫌いの人もこのような気持ちなのでしょう。ですが、読書をしないで一生を過ごすのは非常にもったいないと思うのです。以下は読書の魅力について語ろうと思います。魅力は色々とありますが、文字数もありますので2つ挙げます。

    1つ目、小旅行ができること。皆さん現実世界では仕事や学校に追われ中々お休みできないのではないのでしょうか。かくいう私も予定を詰めれるだけ詰め込むという悪癖があるためほとんど休みがありません。しかし、読書をすれば電車の中やちょっとした休憩時間に旅行気分が味わえるのです!ファンタジーやミステリー、ホラーなど様々な世界に行けます。とても素敵な気分転換だとは思いませんか?

    2つ目、自分の世界が広がること。高校時代の先生が仰った言葉でとても印象に残っているものがあります。「語彙力は世界です。乏しい語彙力では乏しい世界しか見ることができません」と。話はここで終わりではなく、まだ続くのですがそこは割愛しましょう。今まで「読書はタメになる」と言われてもピンときませんでした。しかしこの言葉を聞いて初めて納得できたのです。それに本で出てきた話が授業に少しでも出てきたら、やる気が出たりしませんか?(あ、この話知ってる)って少しでも興味が湧くと思うんです。私は勉強があまり好きではないですが、そういうようなことがあるととてもやる気が出ます。

以上2点が私の考える読書の魅力です。


    皆さんに伝わったかどうかはわかりませんが、これを機に少しでも読書をしてみようか、と思ってくれたなら幸いです。主人公の気持ちに寄り添うのも良し、傍観者として眺めるのも良し。読書をして幸せな時間を過ごしてみませんか?