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2017.01.08
硬式野球

[硬式野球]6年ぶりの王座奪還へ 2017年シーズン始動

1月8日(日)東洋大グラウンド


飯田主将ら選手たちは2017年の必勝、そして無事を祈願した


8日、川越キャンパス内のグラウンドでグラウンド開きが行われ、2017年の東洋大野球部が始動した。

投手陣は初日からブルペン入り。飯田(営3=常総学院)主将は約150球を投げ込み、「昨年は1年間しっかり投げ切れなかったので自分の中で悔いが残っている。ラスト1年間に懸けたい」と力強く話した。野手陣はフリー打撃やノックを行い、終了後にはランニングで汗を流した。

高橋昭雄監督は「不安はあるんだけど、失敗しながらもピッチャーは伸びてきてる。最後の年ということもあって、新4年生が伸びてきているのは嬉しいね。一番は甲斐野(営2=東洋大姫路)が伸びて、本物になってくれれば。面白い戦い方がしたいな」と自信と期待の両方をのぞかせた。

厳しい冬を乗り越え、2011年春以来6年ぶりの王座奪還を目指す。


・コメント

高橋昭雄監督

(新年を迎えて)去年は戦えたという自信があると思うので、それを今年もつないでくれればいいかな。でも、そう簡単なものじゃないからね。打線の軸が3人卒業したのが少し心配なところです。それでも、魅力のある新入生も入ってきますから。新入生がどれだけついてこられるのか、というのが楽しみなところかな。

(笹川、阿部健が抜けた)大きいですよ。彼らは期待されていて、秋が始まる前までいまひとつ成績が良くなかったけど、最後に笹川(営4=浦和学院)は首位打者を取って、阿部健(営4=帝京)もきちっと4割近く打った。それぞれが自分の最高成績を出したからね。そういう点で不安はありますよ。その分だけピッチャーが頑張らないといけないかな。

(新チームの打線の軸は)もちろん中川(法2=PL学園)ですよ。この間の全日本の合宿でも非常に高い評価を受けていた。選ばれるかは別として、一回り大きくなったな。笹川の4割を超えてくれば、スケールも大きくなってきますよ。

(どんな戦いをしていきたいか)去年、年間16勝できたというのは、選手達の努力があったからです。それでも、今年はどうなるかな。不安はあるんだけど、失敗しながらもピッチャーは伸びてきてる。一番は甲斐野が伸びて、本物になってくれれば。最後の年ということもあって、新4年生が伸びてきたのは嬉しいね。面白い戦い方がしたいな。


TEXT/PHOTO=菅野晋太郎