スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

第29回ユニバーシアード競技大会　野球代表候補選考合宿・２日目

３月22日（水）　バッティングパレス相石スタジアムひらつか

全体でのアップから練習が始まった

得意のバッティングでは５打数３安打と好調ぶりをみせた

守備面では様々なポジションを守る機会を与えられた

　2日目は、全体のアップから練習がスタート。JFE東日本とのオープン戦では代表候補選手全員に平等なチャンスが与えられ、監督からサインは出さず、選手が自らの役割を考えて打撃を行った。前日に「結果を気にせず思い切りプレーしたい」と意気込んだ中川（法３＝ＰＬ学園）は、今日の２試合で５打数３安打と好調ぶりをアピール。善波達也代表監督は「今日は彼の良さを全部出してくれた。期待できる」と代表入りに前進した。

　課題も見えた。代表選考基準に「野手は複数のポジションを守れること」とあるように、守備面でも様々なポジションを守る機会を与えられた。これまでのリーグ戦ではＤＨでの起用が多く、今季から主に二塁手として猛練習を積んでいる中川。この２試合で一塁と右翼で守備機会があったが、一塁の守備で失策。失点に絡んでしまった。明日が合宿最終日となるため、守備の安定さも見せたいところだ。

■コメント

 善波達也代表監督

（中川選手のバッティングについて）長距離ヒッターというより、外野の間を抜いたり、中距離バッターかなという見方はしています。今日は彼の良さを全部出してくれましたね。期待できます。ややスローイングが苦手なところがあるので、ポジションどういうところがどう出来るのかをこれから見ていきたいですね。

TEXT/PHOTO=永田育美