記事
今日は先輩方の卒業式でした。改めまして大好きな先輩方、ご卒業おめでとうございます!
今回のコラム担当は元サッカー班チーフ、準硬式班だった横山です。外のチームスポーツばかり、、、。ということで、私の最後の記事はチーム力についてです。
私がスポトウ生活で一番感動したのは、サッカー部の一部昇格が決まった瞬間でした。
最終節、昇格するには絶対に勝つしかありませんでした。その緊張感の中で最後の最後に決まったAT弾。奇跡の様な状況に私も興奮してしまい、カメラの中に胴上げの写真は一枚もない。実はいつ胴上げをしたのかさえも覚えていません。記者失格ですね。(笑)
サッカー部を1年間取材させていただいて、本当にチームスポーツの底力を間近で見させていただきました。中でも、卒業を迎えた4年生の力はすごかった。
「後輩と監督に昇格をプレゼントしたい」。自分たちは1部で戦うことはできないのに、ゴールに向かってひたすらに前に進んでいました。
メンバーの気持ちに寄り添ってチームをまとめるキャプテン。
エースやいざという時に決勝弾を決める選手。
メンバーに入れない選手たちも応援歌やモチベーションビデオを作って精いっぱいの応援。
そしてマネージャー。「悔しくて部室中に前年度昇格したチームの写真を張りました」と選手と同様に日々葛藤していました。
そこに監督やスタッフ、下級生、保護者、観客の応援の力が加わり大きくなりました。
「今出来ることをやるだけです」とそれぞれがチームの目標に向かって悩み、自分のできることを行動に移していました。そして最後、実になった。
スポトウ引退の時に「この代で良かった」と皆が口にしていましたが、実はサッカー部のみなさんも同じ事を言っていました。チームとして力を出し切ったということでしょうね。
私はスポトウを引退して1つのチームを卒業しました。ひとりになって未来を考えたとき正直孤独で、不安でしょうがなかったです。でも、ふと振り返った時に思いました。個人の力を付けないとチームでは発揮できない。今は個人の能力を上げると時だと。
将来、家業の旅館を継ぎたいと思っています。継いだ時に私も良いチームが作れるよう、ここから武者修行の始まりです。
最後に
取材させていただいた部活の皆さま、甫水会・校友会の皆さま、報知の皆さま、先輩・同期・後輩のみんな。スポトウを通してたくさんの方と出会い、たくさんのことを学び考えさせられました。ありがとうございました。
では、またどこかでお会いできる日を楽しみに☻