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昨秋、目前で逃した1部優勝。12季ぶりの東都の頂を目指し、悔しさと情熱を胸に戦う硬式野球部の思いを8日連続でお届けする。
昨季は2年生ながら経験を積み上げた甲斐野央投手(営3=東洋大姫路)。3年生として今季さらなる活躍が求められている中、春季リーグを目前に控え意気込みを語った。
――春季リーグまでの練習において意識していることはありますか
野球の面だけではなく、私生活においても高い意識を持って行動し、その中で野球に繋がるようにしたい。腕が細いと監督などから言われているので、腕を中心に上半身の強化にも取り組みたい。
――新チームの雰囲気はいかがですか
まだリーグ戦前ではあるが、すでにチームの一体感が高まっていると思う。ベンチの中の雰囲気もすごくいい状態であると感じているので、リーグ戦に向けていい準備ができていると思います。
――今の自身の調子についてどのように感じていますか
キャンプやオープン戦などを通して、徐々に調子は上がってきていると思うが、試合の 中で詰めの甘さが出てしまっていて大事な場面で決めきれていない部分があると感じている。リーグ戦までに修正して、チームにしっかりと貢献できる投球ができるようにしていきたい。自分がいい投球をすればチームの状態も上がっていくと思っている。飯田晴海(営4=常総学院)さんや片山翔太(営4=大社)さんなど先輩からのアドバイスなどを受けて、さらにチームの中で活躍したいという気持ちが大きくなっている。
――春季リーグではどのような活躍を見せていきたいですか
昨年よりも登板回数も増えていくと思うが、まずは自分が登板した試合は勝ちにこだわって負けないピッチングを心がけていきたい。
――春季リーグへの目標をお願いします
チームとしては昨季はあと一歩のところで優勝を逃して悔しい思いをしているので必ず優勝して日本一を目指したい。個人としては先発する試合は勝つことだけを考えて戦っていきたい。具体的には防御率0点台を目指して全力で取り組みたい。