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2017.05.01
陸上競技

[陸上競技]1分50秒切りへ 増田が好調維持

第99回日本体育大学陸上競技会

4月29(土)~30日(日) 日本体育大学健志台陸上競技場


▼1日目

男子100m

1組

DNS 松尾

2組(風:-3.3)

5着 渡邉陵 11"24

3組(風:-1.5)

6着 和田 11"69

4組

DNS 大野

5組(風:-2.5)

3着 長部 11"18

DNS 齋藤健


男子100m 2次レース

2組(風:-1.7)

3着 渡邉陵 11"06


男子400m

1組

3着 種綿 49"36

6組

3着 渡辺弘 50"66

18組

1着 齋藤旬 48"72


男子1500m

3組

8着 碓井 4'12"30

DNS 眞柄


▼2日目

男子200m

1組 

DNS 松尾

3組 (風:+0.2)

3着 齋藤旬 22"52

DNS 大野


男子800m

7組

6着 齋藤和 2'00"19

9組

1着 増田 1'51"69

3着 眞柄 1'52"15

4着 松崎 1'52"34


男子400m障害

DNS 佐藤俊



増田は課題であるラストスパートを克服した


中距離部門を引っ張る、左から松崎、増田、眞柄



 2日間にかけて行われた日本体育大学記録会に短距離部門と中距離部門が出場。800mで増田(ラ3=北陸)が先週に続き好記録を残し、関東インカレ(以下、関カレ)へ向け収穫のあるレースとなった。

 注目のレースは男子800mの最終組。東洋大2人目の1分50秒切りに期待がかかる増田は眞柄(済4=三条)、松崎(済3=中央学院)と共に出場し、同校同士でのハイレベルな争いが予想された。最初に仕掛けたのは眞柄、600m付近まで集団を引っ張る。増田はハイペースなレースに出遅れ、後方に下がるが、「残り200mで切り替えることができた」と眞柄に並びトップ争いに浮上。勝負は横一線に持ち込まれると、最後の直線を増田が制し1着でゴール。自己ベストとはいかなかったが、ペースメーカー無しでの好記録をマークした。また、「いつもはラスト5m、10mでスピードが落ちてしまっていたが、今回は最後まで走ることができた」と大きな収穫もあり笑顔を浮かべた。

 残り1ヵ月を切った関カレに向けて、増田は関カレ、全日本インカレで敗北を喫した宿敵・西久保(早大)に闘志を燃やす。関カレでは眞柄、増田とますますレベルの上がる中距離部門にも目が離せない。

▪コメント

増田(ラ3=北陸)

ラビットがいない状態で(1分)49秒を出すつもりだったが、最初入りが遅くて二、三度ペースが落ちかけて後ろの方にいたが、残り200mで切り替えることができた。(収穫は)いつもはラスト5m、10mでスピードが落ちてしまっていたが、今回は最後まで走ることができた。自分の中で(50秒を)切るという気持ちがあったが、最後までしっかり走り切ることができて当面の目標は達成できたと思う。(関カレに向けて)早大の西久保に関カレ、全カレと両方負けて予選落ちしているので、まずはしっかりリベンジして個人としてもいい結果を残したい。

TEXT/PHOTO=大谷達也

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