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平成29年度熊谷市春季陸上競技記録会
5月3日(水) 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
男子400m
1組
2着 櫻井朴 47"22
男子走幅跳
1着 小川 7m26(風:+2.0)
15着 田端 6m47(風:-1.4)
女子200m
1組(風:+0.5)
2着 鈴木 25"58
櫻井朴は関カレでは46秒台突入を目指す
今月末に迫った関東インカレ(以下、関カレ)に向けて、各々の目標を立てて熊谷市春季陸上競技記録会に臨んだ。中でも、櫻井朴(総3=国学院栃木)が400mにおいて自己ベストを更新。関カレへ手応えを感じるレースとなった。
スタートから上げていくのではなく、後半に上げていくレースを得意とする櫻井朴。今回も前半は力むことなくリラックスして駆け抜けていった。ラスト100mを過ぎてから前を走る選手を一人、また一人と抜かしていく彼らしい走りを見せた。惜しくも2着でゴールとなったが、フィニッシュタイムは47秒22。自己ベストを更新し、46秒台へあと一歩に迫った。「うれしいけど悔しい」。ベストは更新したが全日本インカレの参加標準記録である47秒20にわずかに届かなかった。関カレでは「46秒台を狙っていきたい」と闘志を燃やす。目標は決勝の舞台。今レースで得た自信を胸に関カレに挑む。
一方、走幅跳に出場した小川(法3=大阪桐蔭)は踏切が合わずベスト更新とはならなかった。踏切板よりも前からの跳躍が続き、思うような記録が残せない。それでもベスト8に入り、最後の6回目では踏切板をとらえ記録を伸ばした。跳躍を安定させ、関カレでは自己ベストの更新を狙っていきたいところだ。
関カレのエントリーは目前に迫った。選手たちは様々な記録会に出場し現状を確認。昨年はかなわなかったトラック優勝へチーム一丸となって戦っていく。
■コメント
櫻井朴(総3=国学院栃木)
関東インカレ前最後の記録会だったので、自己ベストを狙っていた。自己ベストだったが、全日本インカレの標準が47秒20で自分は47秒22だったのでうれしいけど悔しい。(レースプランは)前半からいく方ではないので後半上げていったが2着になってしまった。でも自己ベストだったのは良かった。もう少し前半いけたら46秒台も見えたと思う。そこは関東インカレで狙っていきたい。(関東インカレへの意気込みは)個人では決勝に残ること。マイルは(ウォルシュ)ジュリアンがけがしてしまったが、自分が引っ張ってジュリアンがいなくても優勝できるようにしたい。
TEXT=福山知晃 PHOTO=森崎睦仁