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2017.05.03
陸上競技
[陸上競技]静岡国際 桐生予選突破も決勝は棄権
第33回静岡国際陸上競技大会
兼 第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン)代表選手選考競技会
5月3日(水)エコパスタジアム
男子200mA予選
2組(風:-0.3)
2着 桐生 21"01 ※A決勝進出
男子200mA決勝
1組
DNS 桐生
予選では持ち前のスピードを披露した
静岡国際陸上に桐生(法4=洛南)が200mで出場。予選は難なく突破するが、決勝は体調不良により棄権。来週に開催される上海グランプリへ向け、大事を取る形となった。
予選ではスタートと同時に勢いよく加速し、トップに躍り出る。後半は余裕を持って流し2着で決勝出場を決めた。決勝はリオデジャネイロ五輪の4×100mリレーでチームメイトだった飯塚(ミズノ)との初対決が予想されたが、連日の大会による疲労が蓄積。体調不良を引き起こし、土江コーチの判断で今回のレースは見送ることとなった。
棄権発表後の記者会見で土江コーチは「身体、走りに関しては非常にいい状態」と話す。目前に迫る上海グランプリ、関東インカレに向け、慎重に調整を進める。
▪コメント
・土江コーチ
前日熱っぽい感じはあったが、朝起きた時に調子は戻っていて、行ってみようと出場させたが、(予選の)レースが終わった後に頭痛が出て、来週の上海グランプリもあるので無理はできないと判断し棄権をさせた。気疲れの部分はあるのかなと。全神経を集中させて出雲、織田記念を戦ったのでそのダメージが大きかった。200mもしっかり走っておきたかった。走り、身体に関しては非常にいい状態。後は気持ちの面を上海グランプリに準備していく。
TEXT/PHOTO=大谷達也