Article

記事


2017.05.11
コラム

第556回 気持ちを切らさず最後まで 執筆者・福山知晃

 こんにちは!3年生コラム中間点の福山です!私もついに3回目のコラムを書くときになりました。


 今回はスポトウ最終学年になってよく考えるようになったことについて書こうと思います。考えるようになったことは「引退」です。私は小学4年生から高校3年生まで陸上部に所属し、今までに3回の引退を経験しました。今回は特に思い出深い高校の引退についてお話したいと思っています。


 私の出身校は地元の千葉県で陸上部の人なら知らない人は(たぶん)いないくらいの強豪校です。そんな高校での部活動。それはそれはいろんなことがあり、当時の私の口癖は「早く引退したい」。しかし、引退してからは清々しい気持ちではなく、「あの時こうだったら…」と思うことが多いです。

 もう一度やり直したいと思うとき第1位は、3年生で出場した関東大会です。県大会で大幅にベストを更新し、関東の舞台へ。最後だから頑張ろうと思っていましたが記録はベストとは程遠く。緊張して記録が出なかったのではなく、“関東大会に進んだ”というところで私の気持ちは切れてしまっていました。だから、ここでもベストを出そう、頑張ろうと思っていても駄目でした。一度切れた気持ちはなかなか復活せず、引退試合も記録は伸びず。後悔ばかりの引退でした。


 きっとスポトウ引退が最後の部活(サークル)引退。高校生の時のように途中で気持ちが切れて後悔することはせず、最後まで自分が納得のいく記事や写真、新聞を書いて、撮って、作っていきたいです。

 選手としての陸上競技は引退、今はスポトウとして東洋大の陸上競技部を伝えています。形は違ってもまた陸上競技に関わっているのはきっと何かの縁。だからこそ、最後の1年は1つ1つの取材を大切にしていこうと思っています。



 最後まで読んでいただきありがとうございます。来週から3年生コラムは折り返し!残りの4人は、もう5人の同期のコラムを読んできたのだから、いいコラムを書いてくれるはず!期待しましょう!!