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2017.05.25
硬式野球
[硬式野球]リードオフマン竹原 先頭打者弾で勢い呼び寄せた
平成29年度東都大学野球1部春季リーグ戦
5月24日(水)神宮球場
○東洋大5-0日大
先連日の活躍を見せる竹原
12季ぶりの優勝から一夜明け、迎えた日大2回戦。初回、竹原(法3=二松学舎大附)は甘めに入った球をしっかり捉え先頭打者本塁打を放った。2試合連続となる本塁打で攻撃の口火を切った。
1球目を見送ると、竹原の頭に「先頭で出ること」がよぎった。2球目を振り抜くと「ヒットを狙っていた」とバットを振りぬくとボールは風に乗りそのまま右翼席へ。同学年の中川(法3=PL学園)も「あの一発が今日の勢いを呼び込んだ」と竹原を絶賛。続く2回、フルカウントに追い込まれながらも竹原は内野安打で出塁すると、古田(法4=天理)の本塁打で2点を追加。ここぞの場面でしっかり流れを引き寄せた。
昨年の秋季リーグ、竹原はベンチから日大の優勝を見ていた。悔しさを胸に秘めて臨んだ今年の日大1回戦は自身の本塁打を含む10得点で快勝。試合後には「8連勝して勝ち点をとってリーグ戦を終わりたい」と語っていた。最終戦終わってみれば、竹原の有言実行を成した。そして、次なるステップは全日本選手権。「一戦必勝」を掲げ日本一を目指す。
■コメント
・竹原(法3=二松学舎大附)
初回だったので、しっかり先頭で出ることを考えていた。ヒットを狙って甘い球を打ちました。ヒットを狙っていたら当たった球がちょうどよく飛んで入ったという感じですね。(日大2連勝ですが)去年ベンチから日大の優勝を見て悔しかったので2連勝できて本当に良かった。今季のリーグ戦は全部1つのカード3本というのを課題としてきた。(全日本に向けて)全日本も今までと変わらない意識で、初回から点数取れるよう、一戦必勝で頑張りたい。
TEXT/PHOTO=望月優希