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2017.07.20
コラム

第566回 努力は必ず? 執筆者・外狩春佳

 こんばんは!アイスホッケー、バスケットボール、アーチェリー、少林寺拳法を担当させていただいております外狩です!いつの間にか2回目のコラムが回ってきてしまいました。前回きらきら大学生のようなコラムを書きたいといっていましたが、相変わらずきらきらしていません。大学生ってなにをするのでしょうか。ということで前回に引き続きふんわり考えていることをまとめていきたいなあと思います。


 「努力は必ず報われる」。度々耳にしますよね。とても前向きで希望に満ち溢れていて、とっても素敵な言葉だと思います。ですがこの言葉は裏を返せば「報われなかったならばそれは努力ではなかった」という不文律を生んでしまいました。なんとも世知辛くて救われないなあとどことなく沈んだ気持ちになることがあります。必ず報われるのが努力であるならば、報われなかったそれは努力ではなかったのでしょうか。それは徒労だったのでしょうか。 報われるとは、何か目標に向かって努力したとき、それが達成された時にやっと言えるような風潮がただよっています。ではそれが叶わなかったとき、当人の頑張りや努力はどうなってしまうのでしょう。果たして目標に向かった積み重ねは、他になんの作用もなかったのでしょうか。

 私はそうはあってほしくないと思います。私は本来意図した目的で報われなかったとしても、達成にまでこぎつけなかったとしても何らかの形で糧になるものだと考えています。「あんなに頑張ったのに駄目だった」なんて終わりはあんまりだ。報われなくても救われて欲しい。

 報われない努力は確かにあると、私は思います。でも報われなくてもそれは、努力です。


 前回以上にまとまりがなくて大変なことになってしまいました。理路整然とお話できる女になりたいです。私は最近では努力とは程遠いところにいる生活をしているので、本当にコンスタントに研鑽できる人はとても素敵だと思いますし、尊敬しています。ですからスポトウに籍をおいて部活を取材させていただくたびに感嘆してしまいますし、本当に尊敬しっぱなしの日々です。とっても凄いんですよ!紙面のどこを見ても、努力の天才しかいないんです!そんな最新号がつい先日発行されました。是非お手に取ってみてくださいませ~! お付き合いくださって有難う御座いました!