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2017.07.23
硬式野球

[硬式野球]特集 10日連続独占インタビュー~優勝への軌跡 7日目・小川翔平・村上頌樹

12季ぶり17度目の栄光に歓喜の輪が広がった春季リーグ。開幕2連敗後「入替戦も覚悟」とささやかれたチームは諦め知らず。劇的な8連勝で戦国の頂点に登りつめた戦士たちの歩んだ軌跡をお届けする。

「活躍が光った」と監督も絶賛の小川

村上は2勝をあげ、新人賞を受賞


第7日目は小川翔平(法1=霞ヶ浦)と村上頌樹(総1=智弁学園)。戦国東都の舞台で本塁打を放った小川と新人賞を受賞した村上。優勝を経験し、ルーキーたちは何を感じたのか。今シーズンを振り返ってもらった。(取材日=7月2日、聞き手=望月優希)


――大学のリーグ戦はどんな印象を受けましたか

村上(以下、村):中大戦、亜大戦でぼこぼこに打たれたので…やはり東都はレベル高いなという印象です。

小川(以下、小):第一印象から村上は絶対に打たれないと感じていた。そんな村上でもホームランを打たれたのでやはり東都はレベル高いなと思いました。


――2人が仲良くなったきっかけを教えてください

小:話していたらいつの間にか仲良くなってましたね。一年生みんな仲がいいです。


――お互いの第一印象と今の印象をお願いします

村:最初は守備というイメージやったのにバッティングの方がええやんって感じです。

小:うわさには聞いていたんですが、実際に打席にも入ってみるとやっぱりなかなかいい球投げるなと思いました。

村:小川にはまだ打たれてないです。


――優勝へのポイントとなったのはどの試合だと思いますか

村:自分は亜大戦です。チームとしては中大に2連敗してから亜大戦で2連勝して、また優勝という可能性が見えてきた。亜大戦で勝てたというのはチームとしても大きかったと思います。個人としては亜大戦でぼこぼこに打たれて、もう一度見直さないとだめだと切り替えができたので亜大戦がポイントだと思いました。

小:自分も亜大戦ですね。やはり2連敗からの試合で、亜大戦を落としたら優勝は見えなくなってしまう。そこでなんとか逆転勝ちができたのは、最終的に優勝につながる要因だったのではないかなと思っています。個人でもたまたまホームラン打てて、なんとか粘りながら勝てたのでそこは初めてチームに貢献できたのですごく嬉しかったです。

村:狙ってホームラン打ったやろ!自分も小川のホームランちょうど見ていました。パンと打って「あ、入った。小川やばい」と思って見ていました。


――中大戦から亜大戦までにチームの変化は感じましたか

小:練習から変わったよな。

村:練習から元気出していこう、と。落ち込んでいても意味がないという感じで練習していました。


――優勝できた大きな要因は何だと思いますか

村:先輩方の力です。

小:飯田さんの力が大きかったです。

村:先輩はすごいです。キャプテンとしてチームを引っ張ってくれて尊敬しています。

小:先輩方の存在はすごく大きいです。


――性格は野球にでるものですか

小:出ると思いますね。村上はマイペースだから。どんな場面でも自分のテンポ持てて逆にいいと思う。


――高校野球と大学野球の違いはどこに感じますか

小:バットです。高校の時はあまりバッティングはよくなかったのですが、木製になってから打てるようになりました。東洋大に入ってすぐにシートバッティングで片山(法4=大社)さんに投げていただいたら、もう速くて速くてボールが見えませんでした。本当に球が見えなくて、これからやっていけるのかなと不安に思っていました。

村:甘いところに投げたら簡単にホームラン打たれます。


――最後にこれからの意気込みをお願いします

村:リーグ戦で防御率をタイトル取れるように頑張ります。

小:ベストナイン取れるように頑張ります。