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第93回関東大学バスケットボールリーグ戦
９月２日（土） 日体大世田谷キャンパス
東洋大61－92日体大
26｜１Ｑ｜17
11｜２Ｑ｜23
10｜３Ｑ｜26
14｜４Ｑ｜26
スターティングメンバー
５ 渡邉浩平
16 澤井大輝
28 佐久間澪
29 岩淵俊也
50 唐澤恵介
プレーでチームを引っ張る岩淵
村上はチーム最多の17点を決めた
けがから復帰し１年ぶりの公式戦に出場した佐久間
第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が開幕。開幕戦は日体大と対戦した。１Ｑこそ26－17とリードしたが、その後は日体大の反撃にあい61－92で敗戦。黒星スタートとなった。
昨年は９位と不本意な結果に終わり、今年こそ上位進出・１部昇格を目指す東洋大。開幕戦の相手は強豪・日体大だったが立ち上がりから東洋大が主導権を握った。速攻を中心に得点を重ね序盤から点差をつけると、村上（済２＝正智深谷）が１Ｑだけで３本の３ポイントシュートを含む11点を決める活躍を見せ、26－17とリードして１Ｑを終える。しかし、２Ｑではパスミスなどでターンオーバーが多くなり日体大に点差を詰められると、高さのある日体大にリバウンドを取られ始め、37－40と逆転されて前半を折り返す。
後半に入っても日体大の流れを止められない。オフェンスリバウンドを取られ点差が開き４Ｑにも３ポイントシュートで突き放された。東洋大は果敢に３ポイントシュートを狙ったが決めることができず61－92で試合終了。開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
昨年と同様にリバウンドに課題を残す試合となった。前半は佐久間（済３＝東海大相模）を中心にリバウンドを取れていたが、後半は「セカンドチャンスを自分たちで与えて、相手のリズムに乗られた」と岩淵主将（済４＝新潟商）が振り返ったように日体大にオフェンスリバウンドを取られ、得点を与えてしまった。また、得点でチームを引っ張った村上は「ターンオーバーが多いことは明確だった」とミスの多さを悔やんだ。
敗れはしたが収穫もあった。けがで離脱していた佐久間が１年ぶりの公式戦出場を果たした。「緊張はせず、練習通りにできたらと考えていた」と振り返った佐久間はインサイドで得点を重ねると、14得点を挙げ、チームをけん引した。
次戦の相手は中大。岩淵は「身長的には自分たちと同じくらいなので、いかにスピードで勝ち取るかというのが勝負になる」と語った。連敗を避けるためにもなんとしても勝利が欲しいところだ。
◾︎コメント
・岩淵（済４=新潟商）
前半は自分たちのやりたいバスケができた。日体大は強いが、ある程度アドバンテージをとってできた。後半は足が止まってディフェンスから波に乗れなかったのが点数が離れた原因だと思う（リバウンドは）小さいのでボックスアウト徹底しないと、今日もセカウンドチャンスを自分たちで与えて、相手のリズムに乗られたので、そこは小さい選手もしっかりボックスアウトして中の選手だけじゃなくて外の選手もリバウンドに絡むという意識を持ってやっていきたい。前からプレスかけたりとかダブルチームいったりとかはずっと夏までにやってきたので、そこは結構強みだったが、それもずっとやってると相手も対応してくるのでそこをどうしていくかが次のキーになってくると思う。（次戦に向けて）明日は中央大で強いので、身長的には日体大とだいぶ違って小さくて自分たちと同じくらいなので、いかにスピードで勝ち取るかというのが勝因になると思うので、ディフェンスからブレイク出して自分たちらしいバスケをしたい。
・村上（済２＝正智深谷）
1Ｑは良かったけど、自分たちは最近出だしが良いが、そこからの継続が出来ていなくて最後の方はDFが崩れて自分たちのリズムがつかめずに点数が取れないという風になってしまった。やっぱりディフェンスが後半出来ていなかったのでそこが敗因だと思う。(前半３ポイントをよく決めていたが）シュートはやっぱりその日によって入る入らないがあるので今日たまたま入っただけ。今日の試合でディフェンスとターンオーバーが多い事は明確だったので明日からの試合ではターンオーバーを減らして少しでも相手の点数を減らして自分達のリズムをつかめるようにしたい。(次戦に向けて)今日は結構点が獲れていたので、明日もこれくらい獲れるようにしたい。
・佐久間（済３＝東海大相模）
入りよくて最初行けると思ったけど、ディフェンスで崩れて自分たちで崩れていって結局相手の点数がのび、２Ｑも最後は食いつきはしたが、ビハインドで終わってしまった。もし１Ｑの感じでリードしていけていれば分からなかった。自分たちもリバウンドをいかなきゃいけないが、相手も積極的にリバウンドに絡んできて、セカンドチャンスでシュートを決められてしまうことが多かった。原因として一番大きいのがボックスしてなかったこと。（今年のチームの特徴）背はあまりないので走るバスケをしないと勝てない。1年ぶりの公式戦だったがあんまり緊張はせず、９ヶ月やってきた練習通りにできたらと考えていたら、自分は入り結構いい感じだった。今年から入れ替えの制度も変わり、昇格のチャンスはあると思うので、１部にいって、インカレもいきたい。大学生活１回はインカレを経験したい。（次戦に向けて）今日の負けは仕方ないので切り替えて、今日の入りのように最初から最後までいけるようにやっていきたい
TEXT=土橋岳 PHOTO＝藤井圭、福山知晃、水野桜
