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2017.09.05
硬式野球

[硬式野球]飯田5回持たず 継投も打線奮起できず痛い黒星発進

平成29年度東都大学野球1部秋季リーグ戦

9月5日(火)神宮球場

●東洋大3-5日大

(イニングスコア)

1回戦










東洋大

日 大


(東洋大)

●飯田(1敗)、梅津、藤井、上茶谷、村上―西川


・打撃成績

打順                    
守備
名前




(指)
竹原(法3=二松学舎大付)
430
(左)納(総1=智弁学園)300

津田(総2=浦和学院)100

(三)田中将也(営4=帝京)400
(二)中川(法3=PL学園)411
(一)佐藤(法2=聖光学院)
521
(右)宝楽(営4=PL学園)520
(捕)西川(営4=浦和学院)100

(右)飯塚(営2=藤代)201
(遊)小川(法1=霞ヶ浦)400




3283

・投球成績

名前


球数

四死球


●飯田(営4=常総学院)4 1/322100164

梅津(営3=仙台育英)2827111
藤井(法3=富士市立)0 1/3140000
上茶谷(法3=京都学園)0 1/3281001
村上(総1=智弁学園)0 2/32100000




選手宣誓をした飯田主将


飯田は4番に痛恨の本塁打を浴びた


梅津は2年ぶりの公式戦登板となった


竹原は唯一の猛打賞


飯田主将(営4=常総学院)の選手宣誓で幕を開けた秋季リーグ戦。エースとして開幕戦のマウンドを任された飯田は、初回は三者凡退と幸先の良い立ち上がりだったが、2、3回に連続失点。5回に4番に中堅方向への2点本塁打を許したところで降板。その後は2年ぶりの公式戦のマウンドとなった梅津(営3=仙台育英)や藤井(法3=富士市立)、上茶谷(法3=京都学園)、村上(総1=智弁学園)の継投となった。
打線は、初回に佐藤(法2=聖光学院)の適時打で先制し、4回にリーグ戦初出場の飯塚(営2=藤代)の犠飛で振り出しに戻す。2点を追う9回には1死二、三塁とまたとないチャンス。そこで大学代表として世界一を経験した中川(法3=PL学園)が打席に立つも空三振。竹原(法3=二松学舎大付)が猛打賞と奮起したが、昨季王者は黒星スタートとなった。



 自分の思い通りにいく登板ではなかった。初回にチームは先制点を挙げたが、2回に安打と四球で走者を出し、あっさりと適時打を許す。走者を置いた状態で自分の振りができず、相手打者陣にストレートを捉えられ、中堅方向に弾き返される。5回には4番に外角のスライダーをスタンドに運ばれ降板。球を受けた西川(営4=浦和学院)は「いつも通りいい球だったがそれ以上に悪い球が目立った。本塁打は腕を振り切れていなかったのが原因」と振り返る。飯田は「自分のコントロールが悪かった。苦しいピッチングだった」と、最後まで思うような投球ができなかった。試合前のブルペンでも球が乱れており、飯田の持ち味である制球力に課題が見えた試合となった。
 エースの後を継いだ梅津は初球から151㌔を計測。「監督が投手交代する時は雰囲気を変えてほしいという思いがある。初球から思い切りいこうと考えていた」と、飯田の被弾後の流れを食い止めた。1年春以来となった公式戦登板。「今後はもっとリラックスして力まずに投げたい」と、どの状況でも投げる覚悟はできている。
 8回に登板した上茶谷は「試合前からしっかり準備していた」と先頭打者を左飛で抑えたが、直後の打者に右翼席への本塁打を許してしまう。「緊迫した状況で気負ってしまった。練習して修正していきたい」と次回を見据えた。
 開幕前には指揮官から「調子がいい」と期待されていた投手陣だが、このままでは連覇への道のりは険しい。エース飯田を筆頭に、さらなる成長と結果が求められることは間違いない。明日からどのような投球を見せてくれるか。負けてはいられない。


■コメント

・高橋監督

飯田がやられちゃったね。オープン戦は良かったんだけど緊張があって空回りしちゃったのかもしれないね。梅津もそこそこいいんじゃないの。いいと思っていた上茶谷が打たれちゃってね。竹原がよかったよ。またチーム立て直してやっていくよ。

・飯田主将(営4=常総学院)

初回に点を取ってもらったがチームを勝たせられなかった。2,3回に点を取られて5回にはホームラン。自分のピッチングができず苦しかった。変化球の制度やコントロールを見直して修正したい。特に緊張感はなかった。明日何としてでも勝たなければならないので、投げろと言われればどこでも投げる。

・梅津(営3=仙台育英)

飯田さんの後で本塁打が出た後だったし、監督が雰囲気を変えたいと思って投手を交代したと思う。初球から思い切りいこうと思って投げたら151㌔が出た。とにかくどこでも投げるつもり。今後はもっとリラックスして力まずに投げたい。

・上茶谷 (法3=京都学園)
試合前から投げるチャンスはあると思っていたのでしっかり準備していた。1人ずつしっかり抑えることを意識していたが、大事なところで点を取られてしまった。1点差の緊迫した状況で気負ってしまい力みが出てしまったのが悪かったと思うので、練習して修正していきたい。
(キャンプでは)社会人相手にコースをつく投球ができたと思うので良かった。
(明日以降も)投げる機会をもらったらしっかり抑えられるように頑張りたい。


・中川(法3=PL学園)

(試合を振り返って)開幕黒星っていうのは出だしとして悪いなというか、今日の試合を勝ち切れなかったということは悔しく思います。(日大に対して、どういう戦い方をしたかったか)足を絡めてたり、得点圏で一本だせるような攻め方をしたいと思っていました。(次戦に向けて)もう負けられないので、とりあえずまずは一勝して、3戦目いけるようにやっていきます。


・藤井(法3=富士市立)
ピンチの場面で回ってくるということはわかっていたので心の準備はできていた。絶対に抑えようという気持ちで投げました。今の調子は割といい。(キャンプでは)自分の弱みはコントロールなのでキャンプではコントロール中心に練習していた。(リーグ戦で投げるのは)去年も投げさせてもらったから3試合目。バックがすごく声を掛けてくれたので気持ちよく投げれた。(明日に向けて)負けられないので絶対に2連勝する。


・佐藤 (法2=聖光学院)
今日はピッチャー陣の調子はあまり良くなかったが、野手は(バッティングで)振れていたので、その部分についてはいい方向に向かっていっているのではないかと思った。初戦で負けてしまったが今回の結果を次の試合につなげていきたい。オープン戦ではあまり打てなかったので、夏は監督や先輩にアドバイスを貰い、しっかり課題修正をしてきた。1回のヒットについては、打点と打率上げをしてきたので、打ててうれしかった。最後の場面で自分の打順が回ってきた時は「自分が、自分が」という気持ちになってしまい、力が入ってしまった。そのためにチャンスで打てなかった。次からはチャンスで自分の打順が回ってきても力まないで打つことが課題。開会式では「ついに始まったな」と思った。気持ちも燃えた。


TEXT=美馬蒔葉 PHOTO=青池藤吾、永田育美