スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

平成29年度東都大学野球１部秋季リーグ戦

９月５日（火）神宮球場

●東洋大３－５日大

二塁から生還し喜びを分かち合う竹原

 初回出塁にこだわるチームのリードオフマン竹原(法3＝二松学舎大付)が春季リーグ戦での自身の修正点を一夏の間に克服し、秋季リーグ戦の幕開けを4打数3安打と華麗に飾った。

  試合前に井上コーチから「追い込まれるまではストレートを意識、最後はフォークボールも頭に入れるように」とアドバイスをもらっていた竹原。追い込まれてからの5球目、狙っていたフォークボールを弾き返し一塁強襲打で初回出塁を果たす。「意識してきたことができたのは良かったし、得点も挙げれてホッとした」と安堵の表情を浮かべ、一番打者としての役割を果たした。

  7回には中堅への二塁打で出塁すると、中川(法3=PL学園)の右前安打の間に本塁へ生還を果たした。この好走塁に竹原は「打ったらスタートするのではなく振るとわかったらスタートすることを意識した」と秘訣を話し、打棒だけでなく自慢の俊足でも観客を魅了した。

  "打の東洋"と評される攻撃的な打線の起点を担う1番打者。春秋連覇という大きな目標に向けこれからも安打を量産し続ける。

▪️コメント

竹原(法３=二松学舎大付)
リーグ戦の初戦でここまで意識してきたことが実現できたのは良かったと思う。明日からは自分に回ってくる時々で求められる役割は違うと思うから、しっかりと考えて内容のある打席になるようにしたい。

TEXT=須之内海　PHOTO=望月優希