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2017.09.14
サッカー

[女子サッカー]松井・楠が1G1Aの活躍!関東学園大に3発快勝

第31回関東大学女子サッカーリーグ戦 1部リーグ 第4節 

 9月13日(水) 東洋大学板倉キャンパスグラウンド

東洋大3ー0関東学園大

<出場メンバー>

GK

垣内愛菜(食3=大商学園)

DF

井口遥菜(食4=神村学園)

久保真理子(食1=浦和LY)

常田菜那(食1=大商学園)

山幡あや(食2= 常盤木学園)

MF

松井彩乃(食3= 聖和学園)

楠春佳(食3=千葉U-18) →83分 増渕彩乃(食1=仙台育英)

大島彩香(食2=久喜)→87分 岩本菜々子(食2=流経大柏)

常田麻友(食1=大商学園)

FW

田嶋みのり(食4=飛鳥) 

大内梨央(食1=常葉学園橘) →78分 前田優乃 (食4=前橋育英


松井は正確なキックでチャンスを演出した3試合連続ゴールとなる先制点を挙げた楠

貴重な追加点を挙げた大内


 前節、神大に敗戦し2戦勝ちなしとなった東洋大は関東学園大と対戦。前半に楠(食3=千葉U-18)の3試合連続ゴールなどで2点を先制すると、後半にも1点を加え3-0で快勝。3試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

 神大戦での敗戦後「強いチームというのは連敗をしないチーム」と語った戸田監督。連敗を避けるためにも先制点が欲しい東洋大は序盤から積極的にゴールを狙う。10分、CKを獲得し松井(食3=聖和学園)がファーサイドに入れると楠がDFに競り勝ちヘディングシュート。これがネットを揺らし幸先よく先制する。「練習通り」と語った楠はこれで3試合連続ゴール。調子の良さを結果で表した。試合はその後も追加点を狙う東洋大が主導権を握る。30分にはCKのこぼれ球から常田菜(食1=大商学園)がミドルシュートを放つがGKに防がれる。このまま前半終了かと思われた45+4分、楠のスルーパスに大内(食1=常葉学園橘)が反応。「いいタイミングでくすさん(楠)からパスが出てきたのであとは決めるだけだった」とGKとの1対1を冷静に沈め2-0。追加点を決め、前半を終えた。

 後半も東洋大が終始ゲームを支配する。中盤でボールを奪い取ると松井、田嶋(食4=飛鳥)が何度もチャンスを演出。66分には田嶋が倒されFKを獲得すると、松井が放ったシュートはGKのファインセーブに阻まれる。77分には常田麻(食1=大商学園)のクロス性のボールが流れポストを叩くなど惜しくも得点には至らない。しかし82分、試合を決定付ける3点目が生まれる。松井がエリアの外でボールを受けると「コースは見えていた」と右足を振り抜く。GKが触るがボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 この試合では松井、田嶋のボランチ二人が存在感を発揮。松井が1得点1アシスト、田嶋も得点にこそ絡めなかったが積極的にシュートを放つなど攻撃面が目立った。しかし、終始ゲームを支配できたのは二人が守備でも奮闘したからこそ。ボールを奪われた後、すぐにプレッシャーをかけると球際の強さを見せ奪い返した。戸田監督は「動く幅も距離も長い中で二人とも期待に応えてハードワークをしてくれた」と二人を評価した。

 リーグ戦の序盤4連戦を終えて2勝1敗1分。「自分の中では絶対に4連勝したかった」(松井)と選手は満足していない。次節の相手は昨年のインカレ王者・早大。「自分たちの前向きなプレーでどこまでやれるのかというのを見たい」とチャレンジャー精神を持つ戸田監督。大金星を挙げられるか、注目の1戦となる。


■コメント

・戸田監督

プラン通りというか前節の神大戦の敗戦を踏まえて、連敗するというのは強いチームにはないということを前日のMTGで選手たちに伝えた。その中で90分間ファイトして勝ち点3を取れたというのはとても評価できる試合だったと思う。前節、昨年度インカレ3位の神大との対戦で選手一人一人がいつもにないプレッシャーの早さを感じたというのがあったので、それを基準に今日の試合は臨んだ結果だと思います。(楠は)もともとFWではない選手ですが、クロスに対しての飛び込む勇気と、それを得点に出来る決定力というのが春先から見れたのでFWとしてチャンスを与えた。彼女が結果を残し続けてるというのはチームにとってはプラスの材料だと思う。(田嶋・松井について)チームの特徴でもある「攻から守の切り替え」は日頃のTRから選手たちに求めている。その中で二人は動く幅も距離も長い中で期待に応えてハードワークをしてくれた。90分を通して素晴らしいプレーだったと感じている。(次節に向けて)皇后杯の関東予選が入ったり10月1日から群馬国体代表として愛媛に行くなど、過密なスケジュールが続くが、昨年度インカレを優勝した早大に守るだけでなくて自分たちの前向きなプレーでどこまでやれるのかというのを見たい。


・松井(食3= 聖和学園)

今日のプレーだけじゃ満足できない。まだ判断の悪いところがあったし、結果は出たけどミスが多いっていうのが反省。この結果におごらず次の皇后杯やリーグ戦があるのでそこに向けてやっていきたい。(中央でうまくボールに絡むシーンが多かったが)分析で真ん中が空くというのは事前に分かっていた。自分の持ち味はゲームを作ることだったり、展開すること。それをうまく出せたのはチームメイトが真ん中を空けてくれたりしたからこそ自分が生きたのかなと思う。(自身のゴールを振り返って)コースは見えていた。前節も前前節もずっとミドルシュートを意識していたけれどなかなか打てなかった。今節こそ絶対にミドルで決めるっていうのを自分のテーマにしていたので決められたのは良かった。けれど質がまだ悪いのでしっかりGKを外して打つとか、最後までGKの動きを見て打てるようにしたい。(リーグ戦の序盤4連戦を終えて)自分の中では絶対に4連勝したかった。負けと引き分けが1つずつあるので、そこには全然満足していない。


・楠(食3=千葉U-18)

前半に先制点をとれたのはすごく良かったと思う。(得点シーンを振り返って)また17番の彩乃からいいボールがきたので、「これは決めないと」と思った。練習通りだった。(今日の試合の収穫・課題)セカンドボールがまた今回拾えなくて、そこがまず”拾えるようになる”ていうのが課題。(3試合連続ゴールについて)試合やってての気持ちとしては来れてない選手が数人いて、その人たちのためにも頑張らなくてはいけないという気持ちでやっている。連戦だったが、疲労も溜めずうまくやれたなと思う。


・大内(食1=常葉学園橘)

最初、試合の入り方が全体的に悪かったが、くすさんがいい形で決めてくれたので、そのまま自分は2点目いい流れで決めることができた。(得点シーンを振り返って)相手の背後からいいタイミングでくすさんからパスが出てきたのであとは決めるだけだった。キープしたあとにそのあとパスだったりがまだ質があまいなというところが前節の試合でもわかっていることなので、やはりそれをもっとこれから後期になると相手も強くなってくるのでそこにこだわっていきたい。得点を前節もとっていないのでやっぱり、”1試合1点”という目標を変えずにいきたいと思う。



[次節試合予定]

第31回関東大学女子サッカーリーグ戦 1部リーグ

第5節 10月8日(日) 対早大 早大東伏見グラウンドにて 13:00キックオフ

TEXT=土橋岳 PHOTO=美浪健五、谷口奏生