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2017.09.18
ラグビー

[ラグビー]リーグ戦開幕!国学大に敗れ苦しい立ち上がりに

平成29年度関東大学ラグビーリーグ戦 2部・国学大戦

9月17日(日) 国学大グラウンド

●東洋大 8{3ー0、5ー10}10  国学大


東洋大
スコア
国学大
前半
後半
得点
前半
後半
T
G

P



D



10
合計
10


番号選手出身高学年

金柿 俊哉
深谷 3
舘澤 徹士盛岡工業 3 
小山内 健
昌平
 3 

常泉 達
国学院栃木

小林 瑠偉
目川

黒川 眞琴石見智翠館  4
7須田 拓真秋田工業
石井 勇輝
日体荏原  

高橋 太一
延岡星雲
10村上 晴太
仙台育英

11田淵 恵太
昌平

古川 拓実目黒学院
13尾花 耕平
国学院栃木
14平原 賢
国学院栃木

15菊池 優介
国学院栃木

        Reserve Member  
16福富 瑞樹
同朋

17
水本 賢
盛岡工業

18古川 翔
長崎北

19
葉室 廉
静岡聖光

20
渡辺 駿介春日丘
21
吉尾 凌平
昌平

22
海老原 鏡太
茗渓

23
山納 太志
川越東


・選手交代/ポジション変更

前半20分 6→20

後半28分 1→16

40分 9→22

トライを決め喜ぶ選手たち

スクラムは今後の課題に

初戦を落とし苦しい立ち上がりになった



 ついに開幕した関東大学ラグビーリーグ戦2部。昨季リーグ戦、オープン戦と勝利している国学大との初戦だったが、後半に捕まり8-10で逆転負け。1部昇格へ向け厳しいスタートを切った。

 

前半は決定力を欠いた。「FWは勝っていたが、点には結びつかなかった」と高野監督。試合は東洋大のペースで進み、国学大に試合の主導権を渡さない。しかし、最終ラインで相手FWに耐えられる場面が多く見られた。攻めあぐねた東洋大は、相手のペナルティからスクラムではなくキックを選択。ここを村上(ラ4=仙台育英)が落ち着いて決めて先制点を奪う。だが、終始国学大サイドに攻め込むも、両チームトライを奪うことなく3-0で前半を折り返す。

後半は開始早々東洋大がモールで押し込む。相手に隙が生まれたサイドのスペースにキックパスでチャンスを演出すると、平原(総4=国学院栃木)が走りこみ、これを押し込んでトライ。待望の追加点にチームは盛り上がるも、直後に国学大の反撃が始まる。ペナルティから力強いスクラムで徐々に攻め込まれ、トライを許し同点。さらにコンバージョンキックも確実に決められ勝ち越しを許す。リードされ焦りが生まれたのか、激しい雨により強みであるBKのパス回しが機能せず、FW陣もぬかるんだ足場に対応ができなかった。終盤には国学大ペースで試合が進み、無情にもノーサイドのホイッスルが鳴った。

 1部昇格へ苦しい立ち上がりになった東洋大。「この負けをいい負けにして切り替えたい」と古川主将(総4=目黒学院)。リーグ戦は始まったばかり。残る試合をものにして、悲願である1部昇格を成し遂げる。


■コメント

・高野監督

悔しい。雨が降るのが分かって準備していて、肝になるところでの選手の選択ミス(が敗因の一つ)。力はほとんど変わらないが、雨で分があったバックスが使えずにフォワード勝負になり、結局2点差付いて負けてしまった。どっちに転ぶか分からない試合で負けてしまったのが弱いところかなと。局地的には練習してきた部分についてフォワードが勝っていたが、点には結びつかなかった。試合全体では相手が良かったのかなと。去年は2位の立正大は格下に1敗して、山学大も1つ引き分けていた。それで、その順位になっていたのでこれからどう立て直していくかが大事。夏までに積み上げてきたものがなくなったのではなく、出すことが出来なかった試合なので、どう出すのか選手たちと話し合っていきたい。一つ一つ修正する部分をしっかり見つめ直していきたい。

・古川主将(総4=目黒学院)

とにかく悔しい。雨の影響も多少はあると思うが自分たちが弱かっただけ。ペナルティが多いのと我慢しきれなかった部分が大きい。雨が降っていて自分たちの強みの(パス)回しができなかった。(次の試合に向け)しっかりこの負けをいい負けにして切り替えたい。今日の課題を克服できるような試合にしたい。


TEXT=大谷達也 PHOTO=青池藤吾