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2017.10.24
サッカー

[男子サッカー]これ以上の連敗は許されない 小澤がチームの救世主へ

第91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(後期)第18節

10月22日(日) 東洋大学朝霞グラウンド

東洋大0-1慶大


               後半開始直後から出場した小澤


前線での身体を張ったプレーが目立った


「調子のいいストライカーなのでどこかのタイミングで彼にボールを入れてセカンドボールを拾って攻撃につなげるということは頭にあった」と古川監督が語るように小澤(国1=千葉U-18)は後半の頭からツートップの一角として後期リーグ初出場を果たした。

  今日の試合“悪天候”ということで急遽メンバーに入ったという小澤はピッチコンディションが悪い中でも入った序盤から競り合いや前線でのボールキープなどの自分の武器である“バトル”の部分をみせ、東洋大の攻撃の糸口を生み出そうと奮闘した。小澤本人も「競り合いとか、いろんなバトルの面で通用するところもあった」と語ったが、試合の結果は“0-1”。3連敗を喫し、結果を残すことができなかった。課題として「今日は外にボールが出ることが多くて、外からボールを受けるときに相手に先手をとられることが多かった」ことを挙げた。

  しかし、一番の課題は“ゴール”。本人も「やはり点とかチームを救うことができなかった」と語ったようにFWとしては是が非でも“ゴール”という目に見える結果が欲しいのは当然だ。前期リーグではデビュー戦から2戦目、開幕2連敗の中迎えた日体大戦でチームの一部昇格後初勝利を決定づける“大学リーグ初ゴール”を決めた小澤。初のインカレ出場を目指すチームにとってこれ以上の連敗は許されない。前期リーグと同様にチーム連敗を止める救世主となりうるか。“シンデレラボーイ”への活躍にこれからも要注目だ。



■コメント

・小澤(国1=千葉U-18)

 今日はすごいピッチが雨でああいう状態になってしまっていて自分は今日、急遽メンバーに入れさせてもらって、その中で出場してFWとしてゴールを狙うというのはもちろんだが、前線で起点を作ることだったりそういうことをもっと増やしていけたらなと思っていて、その中でできたところもあった。でもやはり点とかチームを救うことができなかったので次チャンスがあれば、そういうのを目指してどんどん練習から頑張って行きたい。(久しぶりの出場だったが)今日、雨ということで、昨日の練習も雨で自分そういう雨のピッチとかで身体の面とかで身体張って前でおさめたりっていうのが自分の武器だと思うのでそこを全面に出していければいいなと思っていたし、監督からも明日の天候次第でメンバー入るかもしれないみたいなことを言われたのでそういう意図があったのかなと思う。(収穫と課題)収穫はああいう時間帯から長い時間出て、競合いとか、いろんなバトルの面て通用するところもあれば逆に課題ていうのではスローインとか今日、外にボールが出ることが多くてそこから受けるときに相手に先手取られてそれでリアクションでていうのが多くて、それをもっと、そういうところでも起点になれるように完璧にしていけたらいいと思う。(次節に向けて)いま連敗になってしまっていて、練習からもっとどんどんアピールしていって次節も試合に絡んで次は得点できるようにしていきたいと思う。


TEXT/PHOTO=谷口奏生