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11月23日から福井県で全日本ボクシング選手権(以下、全日)が行われます。そこで9日連続で、出場選手をご紹介します。初日となる今日は、ライトフライ級の田村拓実選手です。
1年生ながらリーグ戦で2試合に出場。小さい体からは予想できないパワーを持ち、早くもエースとしての頭角を表している田村選手。昨年の全日で1年生チャンピオンに輝いた木村蓮(営2=飛龍)に続いて1年生チャンピオンになりたいと意気込む田村選手にお話をうかがいました。(取材日・10月30日、聞き手・玉置彩華)
――ボクシングを始めたきっかけは。
お父さんの勧めです。お父さんがボクシングを好きで、二人で世界戦を見たりしていてカッコいいなぁと思ったからです。
――東洋大を選んだ理由は。
同じ広島県出身で尊敬している先輩の原田直(営3=崇徳)や原田健(営2=安芸南)がいたからです!
――上京することに不安はありましたか。
ありました!一人でやりくりできるのかなぁとか。でも今はもう寮の生活にも慣れてきました!
――リーグ戦では2試合に出場して、1勝1敗という成績でしたが、振り返っていかがでしたか。
納得いかない結果だったので、次は全勝できるように、来年のリーグ戦に向けて頑張ろうと思えました。
――初めてリーグ戦に出た感想は。
ライトフライ級はトップバッターなので、チームのために勝たないと!という気持ちで毎日練習していた。プレッシャーはすごくありました。
――リーグ戦のライトフライ級は、同じ1年生の豊嶋選手(営1=横浜総合)と交代交代での出場だったと思いますが。
どっちが出場できるかはわからないので、やっぱりお互いライバルという気持ちを持って、二人で一緒に強くなっていけたらいいなと思って試合に臨んでいました。
――リーグ戦を通して意識の変化などありましたか。
リーグ戦では全然活躍できなかったので、全日では挽回していきたいなと目標が明確になりました。
――大学初の全日出場を控えて今の心境を教えてください。
今どんどんモチベーションも上がっているので、全日でもいい動きが出せると思っています。
――全日で注目してほしい自身のプレーは。
前にプレッシャーをかけて、出入りのボクシング、攻めのボクシングをします。
――昨年の全日では、東洋大から1年生で木村蓮(営2=飛龍)選手が全日チャンピオンに輝きましたが、あとに続きたいですか。
続きたいです!
――試合前に行うルーティーンはありますか。
リングに一礼します。
リングに一礼し忘れた試合は負けている気がするので、するようにしています!(笑)
――試合の原動力になっているものはなんですか。
応援してくれている親ですかね。あとは指導してくれている三浦監督や、武田コーチ、せっかく教えてもらっているのに負けたら申し訳ないから、支えてくれている人たちのために頑張れている気がします。
――尊敬している先輩は。
馬場さん(文4=王寺工)です!
すべての練習に対して追い込んだりしていて、人間性が素晴らしいなと思う。
――全日の目標教えてください!
去年のれんくん(木村蓮)に続いて、優勝できるように頑張ります!
――次に登場する選手は○○選手なのですがどんな方ですか。
◯◯さんは、めっちゃ優しくて、馬場さんの次に実は尊敬している先輩です。意識が高いです!
田村選手ありがとうございました!
明日の特集もお楽しみに!
◆田村拓実(たむら・たくみ)
学部・学年・出身校/ライフデザイン学部・1年生・崇徳
身長・体重/158㌢・54㌔
生年月日/H11・2・8
血液型/O型
地元の好きなところ/東京みたいに栄えていないので、落ち着きます。
好きな食べ物/お好み焼き(広島の!)