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11月23日から福井県で全日本ボクシング選手権(以下、全日)が行われます。そこで9日連続で、出場選手をご紹介します。9日目となる今日は、ウェルター級の原田直樹選手です。
先月の国民体育大会(以下、国体)では惜しくも敗退したものの、それもバネにしてさらに進化を続けている原田選手。主将としての意気込み、全日へ向けた日々の努力についてお伺いしました。(取材日・11月3日、聞き手・福田桃香)
——プレースタイルを教えてください。
僕はリーチが長いので、相手が届かない距離で一方的に相手に当てていくというプレースタイルを取っています。
——先月行われた国体では準々決勝での敗退でしたが、その結果はどう受け止めていますか。
リーグ戦に続き2連続で同じ相手に、弱点を突かれて倒されてしまいました。近距離で打てないという弱点があるので、距離を詰めてから元の場所に戻るトレーニングをしています。次こそは倒します!注目してほしいポイントは、原田直樹のボディ打ちですね(笑)
——ところで主将になられたそうですが、どのように決まったのでしょうか。
立候補制で、初めは僕と中川が手を挙げたのですが、監督の「今年からキャプテンと寮長は兼任にする」という言葉を聞いて、中川が手を下げました(笑)そして自動的に僕になりました(笑)
——主将になってから、ご自身についてなにか変化はありますか。
気を抜けないなと思います。やっぱり変なところを見られたら、後輩たちも「それでいいや」ってなってしまうと思うんですよね。あとは声出しでチームの雰囲気を盛り上げていくというか。だらだらした練習にならないようにしています。
——どんな主将になりたいですか。
チームに活力を与えられる主将というか……。チームにパワーを与えられる、元気あるチームを作っていけるような主将になりたいです。
——全日を控えて、今はどんな心境でしょうか。
課題を持って練習することが出来る反面、少しプレッシャーも感じています。
でも楽しい気持ちで練習に取り組めています。あまり重く考えすぎずに出来ているなと思います。
——全日ではどんな結果を残したいですか。
やっぱり優勝です。
——ライバルはいますか。
全日本チャンピオンで同じ東洋大出身の金城(H29年度営卒)さんですね。他には国体で負けてしまった浦島(拓大)や、鈴木(日大)らがどんどん上がってくるだろうなと思っています。
——東洋の選手で注目しているのは誰ですか。
やっぱり福井(営3=駿台学園)と前キャプテンの馬場(文4=王寺工)さんの、2人の東洋大対決ですね。これは熱いものになるのではないかと思っています(笑)
——オフはどう過ごしていますか。
最近は競馬にハマっています(笑)最近はあまりいい調子ではないです(笑)
——ルーティンはありますか。
会場でアップ前に歯を磨きます。去年はトイレのスリッパを揃えると話しましたが、最近はあまりやってないです(笑)というより、トイレにスリッパが無いですね(笑)
——ボクシングの原動力になっていることはありますか。
周りの応援です。両親は特に熱心にバックアップしてくれているので、気持ちの多くを占めています。
——全日は福井県での開催ですが、福井県に行ったことはありますか。
無いです。
——福井県に行ったことはないということでしたが、何か楽しみなことはありますか。
福井ってなにが名物ですかね(笑)確か恐竜の骨とかありましたよね。決勝まで残る予定なので、福井観光はまた今度になってしまうかもしれないです。次の国体で行けたらいいな、と思います。
——最後に、明日登場する○○選手の紹介をお願いします。
僕よりも顔の少し劣る弟ですが、元気いっぱい頑張っているので、よろしくお願いします(笑)
原田選手ありがとうございました!
明日の特集もお楽しみに。
◆原田直樹(はらだ・なおき)
学部・学年・出身校/経営学部・3年生・崇徳
生年月日/H8・9・3
身長・体重/178㌢・70㌔
血液型/B型
地元の好きなところ/カキとお好み焼きがおいしい
好きな女の子の髪型/黒髪お団子、黒髪ボブ、ロングのパーマスタイル