記事
11月23日から福井県で全日本ボクシング選手権(以下、全日)が行われます。そこで9日連続で、出場選手をご紹介します。9日目となる今日は、ミドル級の原田健太選手です。
去年に続いて2回目の出場となる原田健選手。去年はウェルター級での全日出場でしたが、今年は階級を一つ上げてミドル級での出場です。リング上では鋭いパンチを繰り出しますがオフでは優しい笑顔が印象的な原田健選手にお話を伺いました。(取材日・11月14日、聞き手・中村緋那子)
――2回目の出場ということで心境はいかがですか。
去年一回戦で負けてしまったのでとりあえず勝ちを取りたいですね。
――出場できる自信はありましたか。
ありました。中国ブロックはそんなに強い選手多くないので。
――新人として出場するのと先輩として出場するのでは心境に変化がありますか。
あんまり変わらないです。勝ちを狙うだけなので。
――今年の目標は。
メダルです!
――今までの練習で特に意識してきたことは何ですか。
内よりの重心があまり良くないので直すのを意識していました。それとスタミナを増やすトレーニングです。
――国民体育大会に出場されていましたがいかがでしたか。
30秒でぶっとばされて負けました(笑)強かったです。
――ライバル選手はいますか。
梅村選手(拓大)です。去年リーグ戦で負けているので勝ちたいですね。
――戦ってみたい選手は。
森脇選手(法大)です。強いから!
――逆に当たりたくない選手は。
社会人なんですけど、高橋(愛媛県競技力向上対策本部)選手か鬼倉(茨城県競技力向上対策本部)選手か…いや、二人ともですね。二人ともパワーがすごいです。
――自身の強みと弱点は何ですか。
(強みは)パンチのスピードです。弱点はやはりスタミナがないことですね。
――ボクシングを始めたきっかけは何ですか。
5歳くらいの時に父に空手とボクシングの体験に連れて行ってもらって、どっちか選べって言われたことです。ボクシングがかっこよかったんでしょうね。覚えてないですけど(笑)
――では、続けている理由は。
自分にはボクシングしかないので。
――理想とするのはどのようなボクシングですか。
綺麗なボクシングです。がちゃがちゃパンチの打ち合いするのではなく、技術勝負みたいな。
――去年の愛媛での全日で一番印象に残っていることはなんですか。
ポンジュースが美味しかったことです!
――今年の開催地である福井に今まで行ったことはありますか。
無いです。
――福井のイメージは。
恐竜!
――ボクシングに限らず去年より成長したことはありますか。
後輩が出来て、先輩になったこと…ですかね。仲良くしています。
――主将がお兄さんの原田直選手に変わって部の雰囲気はいかがですか。
馬場さんはしっかりしていたので何ともなかったんですけど、兄ちゃんはちょくちょく抜けてるっていうかウッカリって感じですね(笑)
――最後に意気込みをお願いします。
絶対勝つぞ〜オー!
原田健選手ありがとうございました!
9日間にわたり、特集を掲載致しました。ご覧下さりありがとうございます。9名の選手たちのプライベートや意外な一面などが垣間見えたのではないでしょうか。
いよいよ明日から、全日本ボクシング選手権が開幕します。熱い戦いを繰り広げる東洋大学ボクシング部にご注目ください!
◆原田健太(はらだ・けんた)
学部・学年・出身校/経営学部・2年・安芸南
身長・体重/180㌢・70㌔
生年月日/H10・3・7
血液型/B型
地元の好きなところ/お好み焼きが美味しい!
好きな映画/君の名は。