Article

記事


2018.04.14
サッカー

[男子サッカー]リーグ開幕特別企画!浦上仁騎×高橋宏季SP対談

 

 4月13日発行のスポーツ東洋83号・2面に掲載している、浦上仁騎選手と高橋宏季選手のSP対談。チームのことから自身の将来のことまでたくさんお話を伺いました。スペースの関係上、紙面に載せきれなかったトークの続きをWEBでお届けいたします。(取材日・4月5日 聞き手・美浪健五



――2年前にも同じような対談をしましたが、もうインタビューには慣れましたか

浦上「僕はもうだいぶ慣れましたね。」

高橋「僕は全然(慣れてない)・・・。」


――新チームの仕上がりはいかがですか

高橋「天皇杯予選でいい形で勝てているので、チームの一体感っていうのも出てきている。開幕に向けていい準備ができてきていると思います。」

浦上「宮崎遠征とかがあって、そこで優勝できました。天皇杯も何とか勝っていい状態なのかなと思います。」



――その天皇杯予選は本当に劇的な試合でしたね

浦上「結構本当に厳しい試合だったんですけど、最後まで諦めなかったというのが結果につながったと思うので、それはリーグ戦につなげていけたらいいなと思います。」

高橋「内容的には2試合ともそんなに良いものではなかったですけど、最終的に結果が求められてくるので、そういった部分で勝ち切れたのは今年のチームの良いところかなと思います。」


――お二人とも2月には関東選抜に選ばれていましたが何を得ましたか

浦上「自分は関東Bで一応キャプテンをやらせてもらったんですけど、個人的にはいいパフォーマンスができなくて悔しい思いはしました。それでもチームは優勝できたので、自分にとってもいい経験になりましたし、それを東洋大で生かせればチームも良くなっていくんじゃないかなと思います。」

高橋「個人的に納得のいく大会にはならなかったんですけど、レベルの高い選手たちとやる中で得られるものっていうのはいっぱいありましたし、それをチームに帰って自分の成長につなげていけたらいいなと思います。」


――その中で特に上手いなと思った選手はいましたか

浦上「同じ関東Bで一緒にやってて、明大の小野雅史選手はボランチなんですけど違いを作れる選手だなと思いました。もちろんFWの選手、町田ブライト選手(東国大)だったり駒大の高橋潤也選手とかはすごい強いなと同じチームになって改めて感じました。」

高橋「僕は同じボランチの名古新太郎選手(順大)や鈴木徳真選手(筑波大)はライバルでもあって、試合の中でも違いを作れる選手。自分にはまだまだ足りない部分なので、上手いなと思いました。」


――今シーズン個人の目標は

高橋「個人的にはやっぱりボランチとして攻守どっちもできないといけないので、攻撃面では得点、アシストの記録を気にしつつ、試合を決定づけられるような選手を心がけたいです。」

浦上「僕はDFの選手なのでより失点数にこだわっていきたいです。もっと欲を言うと相手のFWにシュートを打たせないとか、打つ瞬間に寄せるとか失点を減らすという中でより相手のFWを完封するというところにこだわってやっていきたいと思います。」


――お二人ともユース出身ですがプロへの意識はありますか

浦上「そうですね。自分はそこ(プロ)しか目指していないです。本当にこのリーグ戦の前期がすごく大事になってくるので、そのためにはチームとしていい順位にいないと個人も評価されていかないと思うし、何としてもチームが結果を残していけるように。死にものぐるいでやっていきたいです。」

高橋「自分もこの先のことはプロしか考えていないので、チームとしても個人としてもこの前期リーグでいい結果を残したいと思います。」


――リーグ戦でここには負けられないという対戦校はありますか

浦上「僕は明大ですね。去年も前期後期負けてますし。つなぐサッカーをやっている中でプレッシャーが早いチームには負けたくないですし、個人的にも小野選手とかは仲が良いので、自分としては特にライバル意識はしていますね。負けたくないです!」

高橋「自分は筑波大には負けたくないですね。選抜で多くの選手とやっていて、自分たちより実力のあるチームで去年は2連敗しているので、今年は2連勝したいです!」


――昨年、浦上選手は得点後にクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスをしていましたが、今年は…?

浦上「もちろんクリロナですよ(笑)。まぁ点を取れればの話なんですけど。DFでも気持ちはストライカーなので、CKだったりはガンガン狙ってパフォーマンスしたいですね!」


――高橋選手はそういうのいかがですか

高橋「全然、考えてないです。」

浦上「(笑)。」


――ちなみに今年はW杯が行われるんですけど、ズバリ優勝はどこですか

浦上「僕はまだなんだかんだスペインかなと思いますね。世界で今どこがきているとかは分からないですけど(笑)。」

高橋「僕もあんまよくわかんないですけど、ベルギーとかじゃないですか。今勢いありそうなんで(笑)。」

浦上「絶対ない!!」

高橋「いや何が起こるか分かんないんで(笑)。」


――最後に4年目のラストシーズンにかける意気込みをお願いします

浦上「最上級生ということでチームをよりいい方向に引っ張っていきたいと思っていますし、もちろん結果がすべてだと思っています。次のステージにいくためにもチームの結果は大事ですし、しっかり貢献できていればその先につながると思うので、一戦一戦頑張っていきたいと思います!」

高橋「自分の将来のことを考えたらやっぱりこの1年がすごく大事になると思いますし、そのために個人の結果は求められますけど、その中でチームを勝たせる選手というところを意識していけば、いずれ見てくれると思うので、今年はタイトル獲得に向けて戦っていきたいと思います!」


 お二人のラストシーズンにかける想いが強く伝わってくる対談でした。現在、関東大学サッカー1部リーグに所属する東洋大は、次節4月15日(日)1400から保土ケ谷公園サッカー場にて法大と対戦します。タイトル獲得を目標に掲げる男子サッカー部、皆さん応援よろしくお願いします! 


ともにプロの舞台を目指すべく、勝負のシーズンが始まっている(左から高橋、浦上)


笑顔でインタビューに答える浦上㊧と高橋


■浦上仁騎(国4=大宮Y)

178㌢・76㌔

H8・11・11

ポジション/DF

好きな食べ物/オムライス

試合前にすること/魔裟斗のモチベーション動画を見る


■高橋宏季(国4=FC東京Uー18)

174㌢・67㌔

H8・6・15

ポジション/MF

好きな食べ物/サムギョプサル

試合前にすること/BIGBANGを聴く