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平成30年度東都大学野球春季1部リーグ戦
4月9日(月)神宮球場
〇東洋大9-0中大
2点適時三塁打を放った岡崎
ベンチに笑顔で戻る岡崎
九回、好機でリーグ戦初打席となる岡崎(営1=帝京)が代打出場。小川(法2=霞ヶ浦)が四球で出塁すると、代打の酒巻(営2=成田)が内野安打でつなぎ1死一、三塁の場面で打席に入った岡崎は豪快なスイングで右中間へ打球を放った。俊足を生かした好走塁を見せ適時三塁打に。「緊張せずに思い切り打てた」と冷静に振り返る。チームは九回までに6点を奪い、先発上茶谷も無失点の完投を見せる中、中大を突き放す駄目押しの追加点となった。
中川主将(営4=PL学園)には「楽に打てよ」と言われていたという岡崎。1年生ながら堂々とした打撃を見せ存在感をアピールした。「打った瞬間に長打になる感覚があった。打てて良かった」と試合後に話した岡崎の顔には笑顔を浮かべていた。
高校の同級生である佐々木(営1=帝京)の存在も大きい。佐々木は1年生ながら開幕戦スタメン出場を果たし、「自分も負けていられない」と高校のチームメイトからも刺激を受けている。
東都で新たな歴史を刻む1年生の活躍がチーム3連覇の鍵を握る。
■コメント
・岡崎心(営1=帝京)
初めてのリーグ戦だったが、緊張せずに打席に立てました。中川さんからも「楽にいけ。思い切り打てよ」と言われていたので積極的にいけました。打った瞬間に長打になる感覚がありました。(打ったのは)スライダーです。上手く打てて良かったです。チームに貢献できて嬉しいです。1年生の佐々木(営1=帝京)がスタメン入りしていて、自分も悔しいので負けてられないという思いです。チームの3連覇に向けて、自分も貢献できるように頑張りたいです。
TEXT=松本菜光花 PHOTO=永田育美