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2018.04.17
アーチェリー

[アーチェリー・男子]学習院大に惜敗!王座への道閉ざされる

2018年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦ㅤ1部
4月15日(日)電機大レンジ
男子 第4戦

東洋大3725─3864学習院大(上位6名の成績)

個人成績

                       30m         50m     TOTAL
1星野            263          336       599
2大谷            310          342       652
3坂本            243          329       572
4今橋            276          328       604
5松本            260          318       578
6鳥谷部         264          320      584
7石田            305          338       643
8飯塚            301           342       643


的を見据える星野主将


安定した射を見せた大谷


30mで活躍した石田


ガッツポーズを決める飯塚


負ければ王座への道が閉ざされてしまうという分かれ道の第4戦。対戦相手は学習院大学だ。遠距離を苦手とする東洋大は前半の50mで学習院大に137点のリードを許してしまった。30mで食らいつき点数を重ねていくものの一歩及ばずくやしい結果となった。


    今回もチーム内トップの成績で貢献した大谷(文1=都立山崎)だが「点数が少しずつ下がってきている」と渋い顔を見せた。しかし「先輩から色々吸収できた」と今日の試合の経験をものにした。


    また3年生で活躍を見せた石田(文3=花咲徳栄)と飯塚(ラ3=浦和西)。石田は「50mは文句なしだが30mの詰めが甘い」と試合を振り返る。しかしリカバーはしっかりできたと全体的にプラスの評価だ。飯塚は自身の得点を「少し足りないが及第点」と評価した。「自分たちの雰囲気でできた」と言うように選手たちは全体的にリラックスした様子で試合に臨んでいた。

    「俯瞰してみると30mはすごく良かった」と星野主将(ラ4=桜丘・東京)。王座への道こそ閉ざされたもののその顔に落胆は滲んでいない。50mの点数が伸び悩んでいることについて「試合の始めからチームのまとまりが出せれば」と次に期待を掛ける。

    リーグ戦最終戦の相手は日本工業大学。リーグ戦の古参大学だ。厳しい戦いになるだろうが、一部残留のためにも、もう一勝しておきたいところである。あと一戦。その一戦のために残り1週間でラストスパートをかける。

▪️コメント
・星野主将(ラ4=桜丘・東京)
50mがやはり落ち込んでしまうのが課題。風がそんなになくてもそうなってしまうので原因はよくわからない。この後反省会でよく考えていきたい。30mは最初からみんな赤字を出せていて、学習院大学に点数的には負かしたところというか食らいついていた。細かいところを突き詰めず大きく全体を俯瞰してみると30mは3トータルで勝てていたのですごく良かった。だから課題は遠距離だなと感じる。今日は風が強いかなと思っていたが射ってみるとそうでもなかったりして、事前情報に惑わされてしまった。自分を信じて練習したことが出せるようにしていきたい。雰囲気は50mのときはやはりやや低い。最初の始まった時からチームがまとまってスタートできればいいなと思う。(王座にいけるかどうかかかっていたが)僕自身そんなにプレッシャーはなかった。単純に就活で練習が不十分というところが大きかった。両立はやはり大変でこんなに響くものなのかと実感している。昨日も不調のまま練習を終えなければいけなくて、中々調整がうまくいかなかった。個人の目標としては、僕が出られる最後のリーグ戦になると思っているので、今までやってきたベストの点数、660点を出したい。チーム全体としては、次戦の日本工業大学は1部古参の大学なので、そういう大学にチーム全体で勝っていきたい。

・飯塚(ラ3=浦和西)
50mで大きく外してしまった。それが一番悔しい。テンポのズレから早く射とうとしてしまって違う筋肉を使ってしまった。それにより自分のタイミングがズレてそうなってしまったと思う。自分の悪い癖だから直したい。点数は悪くはないと思う。個人的には660点を射ちたいのでちょっと足りないなとは思うが、30mは342点と悪くない点数だから及第点。風の影響や多大に気圧されることはなく、自分たちの雰囲気で試合ができた。次戦はしっかりと660点射てるようにすること。この一週間使ってしっかり準備していきたい。次こそ勝つ。

・石田(文3=花咲徳栄)
個人的には50mは文句なしで、30mのところは最後のエンドで詰めの甘さが出てしまった。反省点は30mのところ。手応えは、50mも30mも途中でしっかりリカバーが出来たのでよかった。今回あまり良くなかった選手も多かったが、1週間でしっかり詰めてみんなで自己新を出していきたい。

・大谷(文1=都立山崎)
言い訳にはなってしまうが、春の合同練習後から2週間くらい練習が出来なくて、だんだん少しずつではあるが点数が下がってしまった。次のことだけを考えて、来週までにそれを取り返したい。相手校に知っている先輩がいて、その先輩からいろいろ吸収できたのはよかった。今まで最初の方は途中で外してしまうことが多かったが、最近は安定して射てるようになったのでそれを維持していきたい。反省点は最後の方に気持ちで負けて赤に飛ばしてしまったのでそれを無くしていきたい。次戦は限られた練習時間できっちりポイントを掴んで今週以上の点を出したい。



TEXT=中村緋那子/PHOTO=中村緋那子、渡部穂乃花