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第104回日本体育大学陸上競技会
5月6日(日)日本体育大学健志台陸上競技場
男子200m
20組
DNS 中澤
22組(風:−3.9)
3着 中村 22”08
男子400mH
1組
3着 杉山 53”41
3組
2着 佐藤 53”19
4組
6着 桜井滉 54”62
男子800m
8組
2着 高谷 1’59”98
17組
2着 増田 1’51”89
3着 坂本 1’52”79
4着 柴田 1’53”85
7着 長尾 2’00”98
DNS 松崎
男子走幅跳B
8着 小川 6m99(風:+3.2)
増田は関カレで表彰台に挑む
ルーキーながら存在感を見せた坂本
関東インカレ(以下、関カレ)まで、残り3週間を切る中、メンバー選考も兼ねて行われた日体大記録会。静岡国際陸上競技大会(以下、静岡国際)から好調を維持している800mの増田(ラ4=北陸)がここでも抜群の安定感を見せ、関カレに向けて順調さをアピールした。
日差しが照りつけ強風が吹き荒れる会場で、800mの最終組に登場した増田。同組にはほかに坂本(済1=越谷西)、柴田(済2=東大和)、長尾(社4=城西大城西)らが出走した。スタート直後から齋藤(青学大)が飛び出し、レースを引っ張る展開に。増田は齋藤のすぐ後ろに付き、チャンスをうかがう。400mを52秒で通過すると、ギアチェンジし一気に齋藤と増田の二人が後続を突き離した。最後はし烈なトップ争いになり、約1秒差で増田は2着でフィニッシュ。またルーキーの坂本も次いで3着に入り、東洋大中距離陣の関カレに向けたメンバー争いも激しくなっている。
1分49秒68の東洋大記録を持つ増田。昨年の関カレを振り返り「6位以上の結果、3位以内を目標に頑張りたい」と意気込む。増田を筆頭に、進化を続ける中距離部門の活躍はトラック制覇に不可欠だ。彼らが表彰台に上る姿に期待せずにはいられない。
■コメント
・増田(ラ4=北陸)
今日のレースは風が強くてきつかった。(静岡国際での手応え)青学の(齋藤)未藍さんが53で入って自分で記録出すと言っていたので、自分もそれに付いて自己ベストを更新できたらなと思っていたが、600mまでは良かったがラスト200からラスト50はもう止まっていたので、そこがもっと腕を縦に振っていかないといけないなと思った。(今後の意気込み)去年は6位だったので6位以上の結果、3位以内を目標に頑張りたいなと思っている。
TEXT=稲村真織 PHOTO=大谷達也