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2018.05.10
コラム

第604回 1年と7ヶ月が経ちました 執筆者・永田育美

こんばんは!相撲、空手、野球、射撃担当の永田です。ついに回ってきましたスポトウ部員が繋ぐこのコラムですが、せっかくの機会なのでスポーツに関係ないことでも書いてみようかなと思います。色々迷いましたが、これにしました。気が向いたら読んでください。



「1年と7ヶ月が経ちました」


何のことだかわかりますか。スポトウと出会って1年7ヶ月?違います。もう少し長いです。ペットを飼って1年7ヶ月?違います。そもそも飼ってません。では何だと。


正解は、

わたしの携帯電話に非通知設定から電話がかかってくるようになってから「1年と7ヶ月が経ちました」。


え、これ怖い話?って思った方。全然怖くはありません。もはやネタです。笑い話です。わたし自身、非通知設定からの電話にはもう慣れました。もはや電話がかかってこないと少し寂しいです。冗談です。それくらいよく非通知設定から電話がかかってきます。たまに留守番電話も入っていたりしますが、すべて無言なので聞く価値は全くありませんでした。



なぜわたしに非通知設定で電話をかけてくるのだろうかと疑問が浮かびます。わたしのことが嫌いなんですか、好きなんですか、恨んでるんですか、構って欲しいんですか。よくわかりません。まぁ一般的に考えて良くは思われてないですよね。そもそも論として、もしかしたら電話をかけている相手を間違えている可能性もあります。謎は多いです。



初めての電話がかかってきたのは大学1年生の10月。最初は間違い電話としか思っていませんでした。しかし、その後も何度も電話がかかってくる。それも時間がバラバラ。午後5時だったり午前2時だったり。電話に出て欲しいのか、それとも睡眠妨害したいのか。もし睡眠妨害したいならごめんなさい、ずっとマナーモードにしているので着信には気づかないです。



非通知設定からの着信を拒否設定した時期もありますが、奴は気にすることなくほぼ毎日かけてきました。拒否しても着信の履歴が携帯電話に残るということをここで初めて知りました。そして、もはや逆に電話に出てやろう決め、拒否設定は2週間で解除してしまいました。


非通知から電話がかかってくるようになってから早くも1年7ヶ月。そして先週、ついに電話にでることに成功しました。


5月2日21時50分。翌日に行われる宇佐大会(相撲)の取材の下準備を遠征先のホテルのベットでゴロゴロしながらしていたら、部屋にバイブ音が。とっさに起き、携帯電話を見るとディスプレイには「非通知設定」の文字。少しドキドキしながら応答ボタンを押し、とりあえずわたしは何も話さずに相手の動向を伺いました。しかし、奴は何も話さない。無言が続き、5秒で切られました。いや、会話をするための電話じゃないんかーい。思わずツッコミを入れたくなりました。


「一回電話に出たことだし、これでもうさすがに電話はかけづらくなっただろう」。なんとも浅はかな考えでした。翌日もいつも通りかかってきました。この人はちょっと電話の使用方法を間違えていると思います。そんなに自分の存在を知らせたちなら会いに来いよと思ってしまいます。やっぱり少し怖いのでやめてください。あ、わたしが強くなればいいのか!


あと何ヶ月この関係が続くのかちょっと楽しみでもあったりします。もし最後まで読んでくれた方がいたら、ありがとうございます。もし、引退の日まで続いてたら、引退コラムでまたこのネタ書こうかな。