記事
2018年度オープン戦
5月27日(土) 東洋大グラウンド
○東洋大 40{ 26ー17、14ー10} 27 ヤクルト
背番号/ポジション | 名前 | 出身校 | 学年 |
1/PR | 深澤 翔祐 | 深谷 | 2 |
2/HO | 舘澤 徹士 | 盛岡工業 | 4 |
3/PR | 中沢 洸哉 | 宮古 | 3 |
4/LO | 葉室 廉 | 静岡聖光学園 | 4 |
5/LO | 鴨澤 享佑 | 黒沢尻工業 | 3 |
6/FL | 土肥 航 | 長崎海星 | 4 |
7/FL | 吉尾 凌平 | 昌平 | 3 |
8/No,8 | 高野 雅義 | 報徳 | 4 |
9/SH | 海老原 鏡太 | 茗渓学園 | 2 |
10/SO | 須崎 春臣 | 国学院栃木 | 4 |
11/WTB | 浅倉 来太 | 石見智翠館 | 2 |
12/CTB | 畑 綾介 | 目黒学院 | 2 |
13/CTB | 山納 大志 | 川越東 | 3 |
14/WTB | 菊池 優介 | 国学院栃木 | 4 |
15/FB | 大内 錬 | 佐野日大 | 2 |
このあと独走トライを決める山納
ディフェンスラインを突破した須崎(左)
オープン戦3戦目は今シーズン初の社会人チームのヤクルトと対戦し、40-27で勝利。前半終盤からチームは立ち直ったが、課題が見つかる試合になった。
向かい風で始まった試合の先制点はヤクルトがとった。「みんな社会人相手にびびったんだと思う」と菊池(総4=国学院栃木)が語るように、コート上の選手たちの動きが硬い。東洋大のペナルティーから相手スクラムからの先制点を奪われてしまう。その後もペナルティーからのモールからトライを奪われ、0−12まで引き離される。しかし、前半も折り返しに差しかかった時に相手ディフェンスを突破した6番の土肥(済4=長崎海星)がトライし試合の流れが変わる。直後相手モールからトライを奪われるも、10番須崎(総4=国学院栃木)、11番朝倉(法2=石見智翠館)、再び土肥が相手のペナルティーからのチャンスを生かし切りトライを量産し、26−17で前半を終える。
試合後半が始まると先にトライを奪ったのは東洋大だった。13番山納(済3=川越東)がディフェンスラインを突破し、独走トライを決めた。しかし、ヤクルトも黙っていない。ショートキックで東洋大のディフェンスラインの裏を通し続けてトライを決め連続トライ。東洋大の喉元まで手が伸びる。しかし、試合終盤に東洋大5番鴨澤(済3=黒沢尻工業)が相手の裏をかくラックを飛び越えてのトライで勝利を決めた。
社会人相手に自らの実力を見せた形になったが、試合の立ち上がりは今後の課題になりそうだ。しかし今シーズンのテーマにしているデフェンスは徐々に精度が増しており、次戦の白鴎大の外国人選手相手に通用するか期待が高まる。
■コメント
菊池(総4=國學院栃木)
先週と同じようにデフェンスをしっかりしようと指示があったんですけど、前半ばかばか抜かれて、みんな社会人相手にびびってたんだろうと思う。実力は対して差はないと思うが、気持ちの部分で負けるとやはり同じ力だと勢いを持っていかれるなと改めて実感した。デフェンスについてはフォワードが走って、バックスが声をかけ続けられればデフェンスに穴が空くことはないと思うので、コミュニケーションをより的確にやればデフェンスラインも自ずと良くなると思う。バックスの今日の方針は社会人相手にでもやるべき事を事前に決めてそれを忠実に欲張る事なく粛々とやろうと。最初はゴタゴタでできなかったが、後半にかけて徐々に自分らのペースにもっていけて、ミス少なくできたので最後は自分らのペースにできたんだと思う。次戦の白鴎大については、どのような相手にもビビらないことが大事だと思う。これから先は格上の相手とやることになるのでびびったり、気持ちで負けると勝負にならないと思うのでびびらず、自分らのやってきたラグビーをやりたいと思う。
TEXT/PHOT=仲宗根優介