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平成30年度関東学生スポーツ射撃選手権春季大会
6月7日(木)〜6月10日(日)
埼玉県長瀞総合射撃場
◆10mエアライフル立射60発
須永 608点
井上 605点
大城 604点
中山 602点
江頭 601点
山本 599点
片岡 599点
山下 597点
根尾 595点
後藤 595点
吉本 594点
諏訪 591点
亀井 587点
西村 572点
丸山 567点
岡田 DSQ
◆10mエアピストル立射60発
高橋 547点
小西 540点
山本 515点
西村 502点
新堂 DNS
◆50mライフル三姿勢120発
亀井 1120点
片岡 1107点
須永 1107点
井上 1098点
西村 1098点
江頭 1074点
山本 DNS
◆50mライフル伏射60発
山本 616点
須永 603点
亀井 594点
西村 593点
江頭 590点
丸山 589点
片岡 584点
井上 583点
吉本 565点
諏訪 DSQ
コーチに期待を寄せられている中山
調子の良かった高橋
安定した射撃を見せる山本
四日間にわたり開催された春季大会。そのうち二日間が新潟での世界選手権派遣選手選考会兼ライフル・ピストル・ナショナルチーム選考記録会と被ってしまい、東洋射撃部は主力メンバーがいない状態で試合に臨んだ。初めの二日に出場した山本(法4=足羽)と高橋(ラ4=中央)が結果を残すもチームとしては振るわない結果となった。
「前半の調子が良くて後半に失速してしまう選手が多かった」と小山コーチは口にした。春合宿などを通して選手たちは着実に力をつけてきている。ただ、その自覚やイメージが足りないと言う。自分の想像より調子が良いと驚いてとまどってしまうということがどの選手にも少なからず見受けられるようだ。課題点としては、去年から何度か選手たちも口にしているメンタル面の強化が課題となってくることは間違いない。
ひと月前の予選と今回の試合に出場した1年生コンビの中山(法1=下館第二)と根尾(法1=済美)。大活躍とまではいかないもののまずまずの結果を残した。だが二人ともまだ結果に満足してない。ともにメンタル面に不安があるようだ。その対策として中山は「同期と点数を競い合ったり、目標に向かって練習していったりする」と目標意識を高く持つことを挙げた。一方、根尾は「撃つスピードを速めてみたりする」と普段の練習からイレギュラーなことをやって本番の空気感に飲み込まれないことを次の目標とした。
今回、失格により男子の団体でのインカレ出場は逃してしまったが、女子は7年ぶりの出場となる。部員の士気は高い。射撃部一丸となって強豪たちに挑む。
◼︎コメント
・小山コーチ
今回、男子がルール違反により選抜に出られないというのはすごく残念。その点については非常に責任を感じている。ただ女子の団体に関してはやっと成果が出てきた。7年ぶりに選抜へとコマを進められたというのは大きな収穫かなと思う。特に良かった選手は亀井選手。主力のメンバーがナショナルチームの選考会に行ってしまっている中で、いるメンバーでのベストの状態で臨んだ。そうした状況の中で副キャプテンとして非常に良い仕事をしてくれた。今回、前半が調子良くて後半に少し失速してしまうという試合展開になってしまう選手が多かった。春合宿から東日本を通じて選手の実力は上がってきているが、中々それのイメージがしづらいように思う。自分の実力が上がってきているというイメージがまだないせいで、調子が良いと少し自分でもびっくりしてしまうというのが見てとれた。今後はしっかりとしたイメージトレーニング然りで自分の実力や技術をしっかり確認し続けることが大切だと感じた。(今年の1年生は)全員素質が高い学年なので特定の誰というか、女子なら中山が非常に積極的に射撃に取り組んでくれて期待できる。あとは今ナショナルチームの方に行っているがそこの岡田は、今回は失格になってしまったものの彼にはすごく期待している。
・中山(法1=下館第二)
今回の試合はいつも通りの結果を出すことができなかった。大学に入ってから2回目の試合だったがまだ緊張が抜けなくて力んでしまった。メンタル面の強化が課題かなと思う。同期と点数を競い合ったり、目標に向かって練習していくようにしたい。とりあえず今のところは部に貢献できるように頑張りたい。次は緊張せずに練習通りにリラックスして撃てるようにする。
・根尾(法1=済美)
手応えは悪かった。プレッシャーによって点数が落ちてしまったのと、点数が落ちた時ほ立て直しがうまくできなかった。試合とかだといつもと違う雰囲気になるから、そういう空気に慣れていきたい。練習から普段やらないことを積極的に取り入れていこうと思う。撃つスピードを速めてみたりとかで練習に変化を出すように。次戦からはプレッシャーに負けずに練習通りの点数を出せるようにしたい。目標点数は615以上。
TEXT=中村緋那子/PHOTO=射撃部提供