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平成30年度東都大学野球春季リーグ戦 個人表彰式
6月22日(金) 中央大学 駿河台記念館
1部リーグの表彰選手たち
竹原は初のベストナインを受賞した
中井主務(左)は「竹原(右)に秋もタイトルを取って欲しい」と語った
◆1部リーグ表彰選手
最高殊勲選手:上茶谷大河(法4=京都学園)【初】
最優秀投手:上茶谷大河 【初】
(ベストナイン)
投手:上茶谷大河 【初】
二塁手:中川圭太(法4=PL学園)【4度目、二塁手として3季連続】
外野手:竹原祐太(法4=二松学舎大付)【初】
平成30年度東都大学野球春季リーグ戦個人表彰式が中央大学の駿河台記念館で行われた。
東洋大からは3名が個人タイトルを受賞した。上茶谷(法4=京都学園)は初の最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナインを受賞し、三冠を達成。中川主将(法4=PL学園)は二塁手として3季連続のベストナイン受賞となった。初のベストナインを受賞した竹原(法4=二松学舎大付)は「うれしいという気持ちが大きい。でもこれは終わった結果なので引きずらずに秋頑張りたい」と喜びとともに秋への意欲を語る。
「彼らが努力してきた成果なので良かった」と杉本監督。また、「全日本でコールド負けして、そこの悔しさは僕よりも選手が一番持っている。その悔しい気持ちを思い出して頑張ってくれると思います」と今後への意気込みを語った。
■コメント
・杉本監督
(表彰の3選手について)1シーズンやって来た結果。彼らが努力した成果なので良かったと思う。上茶谷はエースとして活躍してくれた。全日本は体調を崩してかわいそうな結果になったけど本当にリーグ戦は先発を1人で背負ってくれたのでありがたいなと思っている。(今後に向けて)全日本でコールド負けして、そこの悔しさは僕よりも選手が一番持っている。その悔しい気持ちを思い出して頑張ってくれると思います。
・中川主将(法4=PL学園)
4季連続で取れたことはすごくうれしく思います。シーズン中に意識していたことは構えのときにバットを立ててなるべくインパクトまでの軌道を最短距離で入れるようにしていた。来シーズンは、大学ラストシーズンなのでキャリアハイを目指します。
・上茶谷(法4=京都学園)
素直にうれしいです。こういったタイトルは小学生以来。シーズン中はチームが勝つことだけを意識した。あとはどんどん試合をやるにつれて研究をした。どこを投げたら抑えられるかなと打者別に考えた。春は全国で勝てなくて本当に情けないピッチングをしたので秋は無敗を目標に投げます。秋こそ日本一を取って有終の美を飾りたいなと思う。
・竹原(法4=二松学舎大付)
(ベストナインを受賞して)うれしいという気持ちが大きい。でもこれは終わった結果なので引きずらずに秋頑張りたい。(盗塁数1位は)本当は試合数のぶんだけというのを目標にしていた。秋こそは本当に試合数のぶんだけの盗塁を目指していきたい。(秋の目標は)打率は春.352だったので秋は.353以上で春より良い結果にしたい。打順も何番か分からないが準備していきたい。盗塁もまた1位を目指していきたいと思う。チーム目標であったグランドスラムは達成できなくなってしまったが、秋も東都を勝って神宮大会で勝って日本一を目指していきたい。(夏はどんな練習を)自分は体が大きいほうじゃなくて、足の速さは衰えないようにしつつもっと体を大きくしたい。自分のタイプは足を使ったりというところだが、リーグ戦で一本くらい(本塁打を)打ちたい。入れるぞって思うとダメなので当たったら入った、みたいことができる体づくりをしていきたい。
・中井主務(営4=東洋大姫路)
(優勝して)東都で完全優勝狙っていたが、立正大で勝ち点を落としてしまって、東都で勝ち続けるのは難しいなと感じた。(胴上げは)気持ちよかったです。人生で初めて胴上げしてもらって。大学生活の中でも思い出ですね。また秋も胴上げされたい。(3選手が受賞して)中川はしっかり飯田さんの後を受け継いでチームを引っ張ってくれている。秋も最後までやり遂げてもらいたい。上茶谷は全日本で悔しい思いをしていて、本人も全日本の借りを返したいと言っているので秋も頑張ってほしい。竹原は秋も最後しっかり締めて、タイトルも取って、優勝にも貢献してほしいと思う。個人個人の練習を大切にしている選手が結果を残していると思う。一人一人の頑張りが優勝につながったと思うのでよかったなと思います。(今後は)春は優勝したが全日本では結果を残せなかった。もう一回チームを1から立て直して秋絶対に神宮大会で勝ち進んで日本一になりたい。
※中川(法4=PL学園)、上茶谷(法4=京都学園)は侍ジャパン大学代表選考合宿のため欠席
TEXT=望月優希 PHOTO=川口朋珠、望月優希