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2018.07.05
準硬式野球

[準硬式野球]【特別企画・主将、副将対談】印南主将×若原副将×戸森副将

  2年連続の全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日本選手権)出場を決めた準硬式野球部。大舞台を前に、チームをまとめる主将の印南(文3=浦和学院)選手、副将の若原(社3=九州学院)選手、戸森(営3=本庄東)選手の3人にお話をお聞きしました!(取材日・6月17日、聞き手=望月優希)


左から若原副将、印南主将、戸森副将


対談中の雰囲気からも仲の良さが伝わった


--主将、副将になったきっかけを教えてください

印南:「きっかけ…なんだっけ」

若原:「印南は決まってたよ。キャプテンやる人が他にいなかったよね」

印南:「しっかりしてるとかじゃないんですけどね。1年生のときに学年の代表みたいなのをやってて、それで自分が主将に」

若原:「俺らは結構謎だよね(笑)」

戸森:「若原は1年生のときから活躍してて」

若原:「試合に出てたからかな」

戸森:「そんな感じで。で、もう1人ってなって…責任感持たせるためって遠藤(営3=文京)に言われます。でもやる人がいなかったんですよ」

印南:「試合に出てない中でも引っ張れるってことで副キャプテンだよね」


--お互いの第一印象はどうでしたか

若原:「お互いの印象…覚えてる?」

戸森:「覚えてるよ。じゃあ印南からいく?俺たちから見た印南。俺は印南がはじめ怪我してた。でも浦和学院出身って聞いて何者なんだって思って。正直よく分からなかったですね。怪我治ったらあれ?めちゃくちゃうまい!って思って。それで試合出たら活躍してて…すごい人でした。

若原:「印南は、最初は浦和学院出身というのも知ってて、静かなタイプなのかなって思ってて。あまり喋ってくれなかったよね。怪我もしてたし。でもうまいんだろうなーって思ってた」

戸森:「若原の第一印象は、初めはめちゃくちゃ肩がいい人だなーと思って」

若原:「初めから投げてたっけ俺」

戸森:「初めはね、ぴゅっと投げてて。力を隠してるんじゃないかって思ってた(笑)俺たちが1年生の時に若原が入れ替え戦ですぐ試合出てて、それですごいなって。あんまり喋ってないときから九州学院出身のすごい人なんだなって思っていました。正直YouTubeで調べました。印南は?」

印南:「九州学院出身で甲子園出てたということもあって、すごいんだろうなって見てた。入れ替え戦でいきなりスタメンで出ててやっぱりすごいなって印象でした」

若原:「ちょっとこんなに褒められることないんで、すっごいうれしいっす」

印南:「戸森は…静かで、ちょっと怖いなーって(笑)」

若原:「印南と同じです。怖い感じの…最初はちょっと喋っちゃ駄目なのかなって思ってたんですよ(笑)途中から楽しい人だって分かりました」

印南:「みんなで喋るようになったのは合宿くらいからかな。夏までそんなに会う時間がなかったよね」

戸森:「ディズニーランドに行ったときかな。1年生の時にみんなでディズニーランドに行ったんですよ。それが楽しくて。野球じゃないところでもいい思い出です。それからすごい仲良くなって、時間あったらご飯行ったりするようになりました」


--チーム内での自分の役割は

印南:「技術よりもチームがだらしない時に立て直すみたいな感じかな」

若原:「チームカラー的にも仲はいいんですけど試合とかでダラっとしてしまう時もある。そんな時に印南、遠藤が締めてくれる。だから僕は試合で結果を出すことが役割です」

戸森:「僕は、ベンチの雰囲気を良くすることと、グローブとドリンクを渡しに行くこと。そういうのは常に、チームで一番意識してると思います」


--主将、副将になってチームの見え方は変わりましたか

戸森:「2年生の時は付いてくって感じでだったけど、自分が上の立場になってお金の面とか今まで気になんなかったこととかも気になるようになりました。若原はある?」

若原:「僕は最初から試合とか出させてもらって、今も出させてもらってて。いい意味で他のみんなに任せてるんで、見え方はあまり変わってないですね。本当にみんながしっかりやってくれてるという感じ。ありがたいですね」

印南:「キャプテンになって、まず1部に上げてもらったのでそれを維持していかないといけないなって。下級生の時は迷惑かけないように自分のことをやらなきゃなって感じだったけど3年生でキャプテンになって、自分だけじゃなくて試合中に周りをコントロールしないといけないなって考え方は変わりましたね」


--今年のチームはどんなチームですか

印南:「一番上の自分たちの学年が仲良くて、チームの結束力強い。それが一番ですね」

戸森:「後輩も寄ってくるし、みんな仲良いよね」

若原:「たかってくるもんね(笑)」

印南:「いい意味で上下関係があまりないよね」


--最後に2年連続の出場を決めた全日本選手権への意気込みをお願いします

印南:「去年はリーグ4位で、棚ぼたみたいな感じで決まって。今年はなんとか自分たちの力で勝ち取ったので、この勢いのまま、まずは1勝したいなと思っています。戸森は?」

戸森:「僕は全日本決まって、去年1回戦で終わっちゃったので初戦勝ちたいなというのと個人的に全日本のメンバー入れるかなというところなので一生懸命頑張ります」

若原:「2年連続でホームラン出します。親がまた見に来てくれるので、また親の前で打てたらいいなと思います。今年は関東王者として出るので、今年は去年以上はもちろん、ミスなくできればいいところまでいけるんじゃないかなと思うので頑張ります」


お忙しい中ありがとうございました!


◎全日本選手権は8/19から開催されます。