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第66回全日本学生剣道選手権大会
7月8日(日) 日本武道館
三山
3回戦敗退 ※1回戦シード
悔しい結果に終わった三山
女子個人戦に続き、第66回全日本学生剣道選手権大会が行われた。出場した三山(文4=九州学院)は2回戦で、強豪を撃破したものの3回戦で隙を突かれ敗退。悔しい結果に終わった。
シードからのスタートとなった三山。2回戦目の相手は強豪校の鹿体大。板原監督は試合前に「チャレンジ精神で、しっかりと1試合1試合頑張ってこい」と声援を送った。試合が始まると、相手の猛攻を受けるものの三山は落ち着いて攻めるタイミングを待つ。その後もこう着状態が続き、審判により仕切り直しが行われたこの時、勝利の女神は三山に微笑んだ。始めの合図と共に両者が攻撃を仕掛け、面が決まったのは三山だった。「普段の練習のようにできたので、それが勝ちにつながったと思う」と三山は語った。
続く3回戦、好調なスタートを切った三山だったが「絶対にこの相手には勝てるな、という油断があった」と語るように、攻める姿勢を見せるもののこう着状態が続いた。試合が終了し、延長戦へと持ち込まれるものの、相手に隙を突かれ面を取られ、敗退となった。
男女共に悔しい結果に終わった今大会。だが、それぞれ新たなる課題が見つかる試合でもあった。9月には団体戦が行われる。それぞれの課題を克服し、チーム一丸となって団体戦に挑む。
◾️コメント
・板原監督
(試合前はどんな声かけをしたか)もうチャレンジ精神で、しっかりと1試合1試合頑張ってこいと。(1試合目は)もうね、素晴らしい試合だった。鹿体大という強いところにそこで勝ったのは嬉しかった。(2試合目は)ちょっと気が抜けてしまった。攻撃が少し中途半端になってしまっていた。(団体戦へ向けて)もう一度反省して、しっかりとチームワークで全力で戦っていきたいと思う。
・三山(文4=九州学院)
(どんな気持ちで挑んでいたか)自分が日本一強いと思っていたので、普通にやれば日本一になるだろうなと思ってた。(1試合目を振り返って)普段の練習のようにできたので、それが勝ちにつながったと思う。(2試合目を振り返って)絶対にこの相手には勝てるな、という油断があった。格下相手に負けてしまった。(課題は)格下相手にも、油断せずに一生懸命やることが大事だなと感じた。(団体戦に向けて)優勝します!
TEXT =森美香子 PHOTO=加藤勇大