Article

記事


2018.08.23
射撃

[射撃]秋季本戦へ向けてさらなる成長を!

平成30年度関東学生スポーツ射撃選手権秋季大会予選会兼段級審査会

9月19日~9月21日

埼玉県長瀞総合射撃場


◆10mエアライフル立射60発

岡田 613点

根尾 610点

松川 600点

中山 599点


◆50mライフル三姿勢60発

諏訪 558点

亀井 554点

須永 553点

井上 536点

吉本 530点

丸山 528点

山下 525点

◆50mライフル伏射60発

吉本 607点

須永 597点

諏訪 593点

山下 593点

亀井 591点

丸山 591点



連日快晴の中、埼玉県の長瀞射撃場では9月にある秋季大会本戦に向けた予選会が三日間に渡って行われた。他の大会が重なるなどして、何名かの選手が欠場するも比較的リラックスした様子で選手は試合に臨んだ。


 予選最終日は猛暑となったが選手たちは長時間集中して狙いを定め続けていた。

 吉本(法4=日大櫻丘)、岡田(社1=栄北)はしっかり1位を勝ち取った。今大会は春季からあまり練習時間が確保できないながらも、岡田(社1=栄北)は「春の大会から銃のセッティングを変えた」、根尾(法1=済美)は「今回はスピードを速めて撃つようにした」と春との違いを振り返った。銃の角度・高さを変更したり銃を構えてから撃つまでの時間を短縮したりと自らの技術を高めることに余念がない。また、初出場だった松川(法1=取手第一)は「思った以上に当たらなかったが、途中からなんとなくコツを掴めた」と話し、手応えを感じているようだった。

 今大会では変化を求めて練習を重ねた選手や初出場となり感覚を掴みつつある選手の姿があった。それぞれの選手が課題を見つけ、本戦に向けて目標を定めていた。さらに、一年生には徐々に大学の試合にも慣れてきたと話す選手が多く、まだまだ成績の向上が予想される。秋季本戦に期待が掛かる。



集中して狙いを定める松川

■コメント

  • 岡田(社1=栄北)

今回は調子が良くなくてあまり点数が伸びなかった。練習不足を実感している。

春の大会から銃のセッティングを変えて、それがうまく調整できなかった。良かった点は練習時間に対して、セッティングを変えた割には点数がそこまで落ちていなかったし、大会にも慣れてきてリラックスして撃てた気がする。大学生になってやることが増え、前期はあまり成績を残していなかったが次の大会では先輩を全員倒したい。


  • 松川(法1=取手第一)

エアライフルを所持して初めての大会だった。実弾を使うと反動があり、的も小さいため思った以上に当たらなかった。途中からはなんとなくコツが掴めて、当てられるようになってきたので良かった。練習を一回もしないでこの結果だったので、練習をしてさらに点数を高めていけたらと思う。


  • 根尾(法1=済美)

あまり納得いく点数ではないが、今までの大会より高い点数がとれて少し大会に慣れたかと思う。いつも構えてから撃つまでが遅いので今回はスピードを速めて撃つようにした。大学からは自分の銃で長い時間練習できるようになった。練習を重ねて、メンタル面も強化し、大会で普段の練習と変わらない射撃をしたい。

TEXT/PHOTO=鈴木拓磨