記事
2017年春季リーグ戦から3連覇を果たした硬式野球部。4連覇、そして20度目のリーグ戦優勝へ向け、部員の熱い思いを8日連続でお伝えする。
第4日目は日本代表にも選出された甲斐野央(営4=東洋大姫路)投手。世界を経験したこの男が侍の記憶と共に、自らの秋リーグに向けての決意を語る。(取材日・8月18日、聞き手=須之内海)
--侍ジャパンとして国際大会に出場して、外国人打者と試合をしましたが印象は
パワーがすごい。これに尽きると思います。球場はすごい綺麗で野球の祖国なだけあるなと思いました。観客の方々も野球をすごい見てくれて、日本代表はアウェーなはずなのに野球をやってる人=カッコいいみたいな雰囲気がありましたね。
--その中で良かった点は
しっかり抑えられてことですかね。チームと同じでクローザーに回ってたのですが、オランダでは優勝のマウンドに上がれましたし。行く前は上がれたらって話もしたと思うんですけど、実際は与えられた役割を全うした結果です。
--海外遠征で一番大変だったことを教えてください
一番は移動距離。飛行機にたくさん乗ったりしたんで。意外と言葉はどうにかなりました。身振り手振りで頑張ればなんとか出来ますよ(笑)
--日本のトップクラスの選手が集まるチームでしたが、この選手がすごいという選手は
松本(日体大)ですかね。自己管理をしっかりしていこう考え方がすごくて、なかなかあそこまでやってる人は少ないと思う。他の人たちも一芸に秀でてる選手の集まりなんで、珍しいというか特殊な面ですごいなって思ったのは松本ですね。
--8月28日には高校野球日本代表との壮行試合がありますが、対戦が楽しみな打者はいますか
まだ、高校生の代表選手が決まってないので何とも言えないですけどね。きっと大阪桐蔭高校の根尾選手は入ってきますよね。自分は先発しないですけど、打順の巡り合わせ的に対戦できたらとは思いますね。
--1ヶ月近くチームを離れましたが、戻ってきていかがでしたか
安心感はありますね。代表も即席のチームだけど、すごくまとまってたし良いチームだとは思いますが、やっぱり4年間やってきたこのチームは安心感がすごいあります。
--ドラフト会議も徐々に近づいてきていますが、意識することもありますか
意識しないというのは嘘にはなるけど、今はそれよりも学生野球最後のシーズンの方が近いんで。優勝してこのチームで最高の思い出を残したいという気持ちの方が強いです。
--では、その学生野球最後のシーズンに向けて意気込みをお願いします
チームとしては4連覇と日本一。個人目標は昨季の開幕カードでいきなりダメになった防御率0点ですね。球速も球場のスピードガンで157㌔を出したいです。もちろん、その上が出るなら出したいですね。
◆甲斐野央(かいの・ひろし)
生年月日/1996・11・16
身長・体重/185㌢・84㌔
好きな食べ物/(基本的に何でも好きだけど)お肉
はまっていること/ゲーム、映画鑑賞
今後の掲載予定
8/28 酒巻翔 内野手
8/29 竹原祐太 外野手
8/30 津田翔希 内野手
8/31 中川圭太 内野手
どうぞお楽しみに!